著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

正月三が日のビットコイン(BTC)対円相場は、210万円台後半でやや荒い値動きとなり、足元、219万円周辺で推移している。今年半減期を控えるライトコイン(LTC)の相場が2日に急伸したことで、BTCも連れ高で220万円にタッチしたが、3日の東京時間から欧州序盤にかけてドル円相場が下に往って来いを演じ、BTC対円も連れて動いた。この日のNY時間に発表されたS&Pグローバルの製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比で減速し(47.7→46.2)、米株先物が下落しBTC相場も連れ安となったが、ドル円相場が今朝方にかけて戻したことで下げ幅を解消している。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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