著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

22日のビットコイン(BTC)対円相場は223万円を起点に下に往って来いとなり、終値ベースでほぼ横ばい。東京時間のこの日の相場は、前日同様、223万円周辺で揉み合いに終始したが、米国の第三・四半期国内総生産(GDP)確報値が前期比で3.2%上昇と、改定値の2.9%から上方修正されたことで相場は下げ足を速めると、米株の下落に連れ安となり220万円付近まで下落した。一方、米市場引けにかけて株価が下げ幅を縮小すると、BTC相場も反転。今朝方にはイーサ(ETH)相場が踏み上げ、BTCは下げ幅をほぼ解消した。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

続きはこちら