著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

3日のビットコイン(BTC)対円は、複数のソラナ(SOL)系ウォレットへのハッキングによる不正流出が報じられる中、対ドルで200週線の走る22,873ドル(≒306.6万円)を割り込むも、対ドル相場が前日安値でサポートされダブルボトムを打つと上昇に転じた。ただ、直近数日間でBTC相場のレジスタンスとなっている23,500ドル水準の315万円周辺で上値を抑えられると、元中国系で現在スイスに拠点を置く暗号資産(仮想通貨)取引、ZB.comがハッキングを理由に顧客の入出金を停止したとの報道が今朝方転がり込み、BTCは急反落を演じ上げ幅を解消、終値は小幅に下げ6日続落となった。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。