著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

4日のビットコイン(BTC)対円相場は4999円高(+ 0.53%)と小幅に上昇し、200日移動平均線(94.6万円)のすぐ下に終値(49.5万円)を付けた。東京時間のこの日の相場は上昇基調を取り戻し、95万円台に乗せた。しかし、終盤にかけて、インド最高裁判所がインド準備銀行(RBI)の銀行に対する暗号資産(仮想通貨)関連サービス提供禁止令を違憲とする判断が発表されたが、今週、反発後に高値を維持していたイーサリアムクラシック(ETC)とビットコインSV(BSV)が反落すると、時価総額上位銘柄にも売りが波及し、BTCはNY時間序盤に前日終値(94万円)を一時割り込んだ。足元では、XRP主導でBTCも若干反発し、対円ではなんとか前日終値を回復し4日の取引を終えている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。