大手仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)は、ビットコイン(BTC)の半減期は仮想通貨業界にとって非常にポジティブだ」とみている。
ブルームバーグのインタビューの中で、マイナーが受け取るマイニング報酬が半減したことで、マイナーがビットコインをより長く保持するようになる可能性があると、CZは指摘している。
「心理的な影響があり、価格が押し上げられるだろう。供給が限定される一方で、需要は急激に増加している」
CZによれば、過去数か月の間、取引高は大幅に増加したという。実際、4月30日にはバイナンスは取引高が過去最高を記録したと発表している。
さらにCZは、インタビューの中で、量的緩和によりデジタル資産への関心が高まっている点も指摘。今後、投資家が仮想通貨への投資に依然として意欲的であるとみている。