米カリフォルニア州バークレーが、廉価住宅供給プロジェクトを推進するためICOでの資金調達を検討しているという。

 既にベン・バートレット市議会議員が同市市長、大学、スタートアップ企業等と連携し、ローンチに向けた作業部会を設けた。米『ビジネスインサイダー』が7日報じた。

「バークレーは抵抗運動の中心地であり、抵抗が機能するためにはコインを持たねばならないーー。」(バートレット市議会議員)

 バークレーは60~70年代にかけて米国のカウンターカルチャーを率いた都市の一つだ。今でもそのスピリッツは残っており、昨年、カリフォルニア大学バークレー校における保守派論客ミロ・イアノポウロス氏の講演を中止に追いやっている。

 これを受けトランプ大統領は「言論の自由を許さず、異なった見解を持つ無実の人々に暴力をふるうなら - 政府補助金は無し?」とツイート。今回のICOはトランプ大統領に対抗する性格も持つようだ。