ブロックチェーンエクスプローラーBaseScanのデータによると、コインベースのレイヤー2ネットワークBaseは、1日の取引量において新たなピークに達し、8月に開始された以前の記録を更新した。
Baseは、9月14日に1日当たりの取引量が188万件を記録し、8月21日の141万件を更新した。これは、オプティミズムやアービトラムなどのライバルネットワークの合計（87万8000件）を上回る量だ。
しかし、それでもBaseは、ポリゴンやBNBスマートチェーン（BSC）などの主要なブロックチェーンに比べると、まだ遅れをとっている。ポリゴンは同日210万件の取引量を記録し、BSCは310万件の取引量を記録した。
デューンアナリティクスのデータによると、8月21日の過去最高の取引量を記録した際には1日当たりのアクティブユーザー数が13万6000人に達したが、今回は8万6000人程度にとどまった。
Baseは8月9日に正式にローンチされ、トークンのブリッジ、トークンのスワップ、流動性の提供、NFTの鋳造など、L2ネットワークで実行できるさまざまなアクティビティをユーザーに提供する。
ネットワークのローンチ以来、仮想通貨コミュニティから熱烈な歓迎を受けている。9月6日には、L2ネットワーク上で70万枚以上のNFTが、26万8000以上のユニークウォレットによって鋳造された。最初の2週間で、2億4200万ドル相当の仮想通貨がブロックチェーンにブリッジされ、1日当たり13万のユニークウォレットが使用した。