アバランチ(AVAX)向けのブロックチェーンエクスプローラツール「Snowtrace.io」は、EtherscanのExplorer-as-a-Service(EaaS)ツールキットによって支えられたウェブサイトを11月30日に閉鎖すると発表した。Snowtraceチームは、Etherscanによって支えられたエクスプローラのみが閉鎖されるとしている。

10月30日の発表によると、Snowtraceのユーザーは、指定された日付前にプライベートネームタグや連絡先確認詳細などのバックアップ情報を保存する必要がある。チームはエクスプローラを閉鎖する理由を明示的には述べていないが、EtherscanのEaaSツールキットのサービス料が原因であると指摘する者もいる。Tradingprotocolの共同創設者であるミッコ・オータマ氏は、EaaSへの年間サブスクリプション料が年間100万~200万ドルになると指摘する。オオタマ氏は「EtherScanは非常に優れた製品だが、スマートコントラクトの検証は分散化する必要がある」と述べた。

またAva Labsの戦略・運営責任者であるフィリップ・リュー・ジュニア氏も、プロトコルが「より良いものに移行する」ことをコメントし、絶対に運営を停止しないと語った。EtherscanのEaaSサービスは、ブロックチェーンに対して有料でブロックエクスプローラとAPIソリューションを提供する。EaaSサービス契約の更新がない、帯域幅が不足している、またはトラフィックが限定的であるために、ブロックエクスプローラが廃止されることがある。そのような場合、ユーザーはプライベートネームタグ、トランザクションノート、契約検証詳細などのデータを保存することが推奨されている

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン