ドナルド・トランプ氏の息子が「主導している」という噂で大きな注目を集めているソラナベースのトークンDJT。「ファーマブロ」として知られるマーティン・シュクレリ氏が、その創設に関与したと主張している。
6月18日のXのスペースにて、シュクレリ氏は4月に友人を「助ける」形でトークンを立ち上げたと明かした。約10人が直接関与し、40〜50人がこのトークンの存在を知っていたと述べ、リスナーによれば、ドナルド・トランプ氏の息子バロン・トランプ氏もその中に含まれていると彼が言及したという。
このスペースの4時間前には、アーカム・インテリジェンスがDJTの創設者を特定した者に15万ドルの賞金を提供すると発表していた。アーカムは、シュクレリ氏が仮想通貨トレーダーGCRとDJTトークンが「偽物」であるかどうかについて1億ドルの賭けを受け入れたことに応じて賞金を提示した。
「もういい、やるだけだ。$DJTの創設者の身元を確実に証明する最初の人物に15万ドルを与える」とアーカムは6月18日にXに投稿した。
「$DJTの創設者の決定的な証拠を見つける。この賞金のためにプライベートな証拠を受け入れるが、受け入れられた場合、その証拠は公開される」と賞金の告知に記載されている。ブロックチェーン分析で有名なZachXBT氏も証拠提出者の1人であり、彼の参戦がシュクレリ氏がXスペースを開催する決断に影響を与えた可能性がある。
トランプ氏がDJTを立ち上げたのか?
インターネット上の他の場所では、DJTトークンがトランプ氏または彼の家族の一員によって立ち上げられたかどうかについての賭けが続いている。
分散型ベッティングプラットフォームのポリマーケットでは、DJTトークンが「本物」であるかどうかについて、約190万ドルの賭けが行われている。
賭け金全体のうち「Yes」陣営に賭けられたのは17%のみであり、シュクレリ氏のXスペース後にはその数は7%に減少した。
トランプ氏がDJTトークンの背後にいるという噂と、それが息子バロン・トランプ氏によって「主導されているして」という噂は、テックブログ「パイレーツ・ワイヤーズ」のX投稿から始まったものだが、具体的な証拠などは明らかにされていない。
情報の出所を尋ねられた際、パイレーツ・ワイヤーズの創設者マイク・ソラナ氏は「トランプ氏と直接話したわけではない」と述べ、「情報源から得た情報を報告しているだけだ」と語った。
バーズアイによると、DJTは現在0.012ドルで取引されており、火曜日のピークである0.036ドルから66%下落している。
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