レイヤー1ブロックチェーンプラットフォームであるアプトス(Aptos)が、新たなブロックチェーン取引のマイルストーンを達成した。元Facebook社員によって開発されたAptosは、5月25日に1日で1億1,540万件の取引を記録し、ソラナの3,170万件を上回った。
この取引量の急増は、レイヤー1ブロックチェーンであるSuiネットワークが保持していた6,500万件以上の記録を50%以上上回る結果となった。
Aptoscanによると、同日のAptosブロックチェーンのユーザーTPS(秒間取引数)も32,000件の最高値に達した。これは、ブロックチェーンエコシステム内での活動の大幅な増加を意味し、業界の成長と採用の進展を裏付けるものだ。
最近のAptosでの取引活動の急増は、新しいタップ・トゥ・アーンゲーム「Tapos Cat」のリリースによるものが大きい。このゲームはメインネットでの初日に1,000万件の取引を処理し、プラットフォーム上の活動を大幅に増加させた。
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Tapos Catゲームでは、ユーザーが仮想の猫を「くすぐる」ことでHEARTトークンを獲得でき、ゲームの構造上、複数の取引が促進される。さらに、ゲームは最初の72時間はガス料金無料の体験を提供しており、プレイヤーが追加費用なしでゲームを楽しむことができるようになっている。
高い取引量にもかかわらず、Aptosは一貫したガス料金と取引の成功率を維持している。この安定性は、Aptosプラットフォーム上のアグリゲーター機能によって可能になっており、複数の取引を同時に処理することで、シームレスかつ効率的なユーザー体験を提供している。
一方でHelius LabsのCEOは、Tapos Catの持続力と実用性に疑問を投げかけ、ゲームのクリック・アンド・バイインタラクションが指標を人工的に膨らませる手段として強調されている点を批判している。
一見すると明確な目的が欠けているように見えるTapos Catだが、Aptosの支持者は、このゲームがAptosネットワークの堅牢性とスケーラビリティを示す重要なエンジニアリングプロジェクトであり、将来の開発への道を開くものであると主張している。
Aptos Labsは、何十億人もの人々が分散型資産にアクセスできるようにするという使命を拡大することにコミットしている。5月9日、Aptos LabsチームはGoogleの元コーポレートディベロップメント副社長であるデイビッド・ラウィ氏を含む新しいグローバルアドバイザーを発表した。
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