大手レイヤー1ブロックチェーンのアプトス・ネットワークは、そのネットワーク上のトランザクションが「影響を受けた」という5時間にわたる停止の後、ネットワークの運用を正常に戻すことができた。

Aptoscanネットワークによると、Move言語ベースのブロックチェーン上のオンチェーントランザクションは、10月18日の23:11(UTC)、ブロック104621314で停止し、5時間以上にわたって動かなかった。

アプトスはX(旧ツイッター)の投稿で停止を確認した。その時、「Aptos Oneに対する皆さんの熱意はとても強力で、電気が切れてしまったようだ!」と書いている。 当時、チームは「ネットワーク上のトランザクションが影響を受けている」と付け加え、「問題の解決に向けて精力的に取り組んでいる」と述べた。

この停電を受けて、仮想通貨取引所のアップビットOKXは、アプトス・ネットワークのメンテナンスについてユーザーに警告し、APTの入出金が一時的に中止されたと追加した。

停止前、アプトス・ラボは「アプトスのメインネットが登場してから1年になった」という誕生日のメッセージを投稿していた。

アプトスは、2022年10月17日にローンチされ、過去にフェイスブックのDiemブロックチェーンの開発に携わったMetaの元従業員によって構築されたプロジェクトだ。

最近ネットワークがダウンしたのはアプトスだけではない。

10月19日、Theta Networkのチームは、最近のノードのアップグレードが「エッジケースのバグ」を生じさせ、メインチェーン上のブロックの生成が数時間止まったと発表した。これは修正が実施され、ネットワークが再び正常に稼働していると付け加えた。

9月には、Coinbaseのレイヤー2ネットワークであるBaseが、8月のローンチ以来、初めての大規模な停止を経験した

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン