大手レイヤー1ブロックチェーンのアプトス・ネットワークは、そのネットワーク上のトランザクションが「影響を受けた」という5時間にわたる停止の後、ネットワークの運用を正常に戻すことができた。
Aptoscanネットワークによると、Move言語ベースのブロックチェーン上のオンチェーントランザクションは、10月18日の23:11(UTC)、ブロック104621314で停止し、5時間以上にわたって動かなかった。

アプトスはX(旧ツイッター)の投稿で停止を確認した。その時、「Aptos Oneに対する皆さんの熱意はとても強力で、電気が切れてしまったようだ!」と書いている。 当時、チームは「ネットワーク上のトランザクションが影響を受けている」と付け加え、「問題の解決に向けて精力的に取り組んでいる」と述べた。
Your energy for Aptos One was so electric, you cut the lights!
— Aptos (@Aptos_Network) October 19, 2023
What that means at the moment is that transactions on the network have been impacted. We are working diligently to resolve the issue and will keep you updated upon completion.
この停電を受けて、仮想通貨取引所のアップビットとOKXは、アプトス・ネットワークのメンテナンスについてユーザーに警告し、APTの入出金が一時的に中止されたと追加した。
停止前、アプトス・ラボは「アプトスのメインネットが登場してから1年になった」という誕生日のメッセージを投稿していた。
アプトスは、2022年10月17日にローンチされ、過去にフェイスブックのDiemブロックチェーンの開発に携わったMetaの元従業員によって構築されたプロジェクトだ。
最近ネットワークがダウンしたのはアプトスだけではない。
10月19日、Theta Networkのチームは、最近のノードのアップグレードが「エッジケースのバグ」を生じさせ、メインチェーン上のブロックの生成が数時間止まったと発表した。これは修正が実施され、ネットワークが再び正常に稼働していると付け加えた。
9月には、Coinbaseのレイヤー2ネットワークであるBaseが、8月のローンチ以来、初めての大規模な停止を経験した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン