Appleの共同創設者スティーブ・ウォズニアック氏が、1 BTCが700ドルだった当時に既にビットコインに投資していたと、CNBCのインタビューで明かしている。

2017年当初から今までで既にビットコインの価格は三倍になり、最近では最高価格である3,000ドルに到達している。

ビットコインはバブルであるという、不確実な憶測が飛び交っている中、ウォズニアック氏は、ビットコインには確実に成長するであろう要因がいくつかあると考えているようだ。

 

そもそも何故ウォズニアック氏はビットコインに投資したのか

 

ウォズニアック氏はインタビューの中で、金銭的な利益のために投資したわけではないと語っている。ビットコインを支える技術がどのように働き、そして他のユーザーたちがどのようにビットコインを利用し利益を得ているのか、その点に興味があったようだ。ウォズニアック氏が投資を開始した当時は、丁度ビットコインが700ドルで、投資した直後に350ドルまで価格が下落している。

ウォズニアック氏は同時にビットコインを利用した商品やサービスなどの売買がどのように行われていたかにも興味があったと語っている。

 

ブロックチェーン技術への関心

 

現在の価格で当時購入したビットコインを売っていれば、ウォズニアック氏は莫大な利益を手にしていたことになるが、ウォズニアック氏の主な関心はビットコインを支えるブロックチェーン技術に向けられれており、その動作の仕組みと、如何にして取引の安全性を向上させているのかのみに興味があったという。

同氏のみならず、現在では世界的なビットコインに対する関心が高まるに連れ、様々な業界がビットコインの基盤技術であるブロックチェーンを取り入れ、既存のプロセスの最適化と既存産業の破壊を試みている。

 

未来の産業アプリケーション

 

とあるインタビューで、Tapscottのドン・タプスコットCEOは、ブロックチェーン技術は銀行のような力のある第三者機関を挟むこと無く金融取引が行える強力なプロトコルを持っているため、全世界に影響を与えてるだろうと考えていると語っている。

近い将来、ブロックチェーン技術は、金融、エンターテイメント、政治産業さえ含む様々なセクターを発展させる可能性を孕んでいる。2017年現在、政治家やテック界の巨人など、分野を問わ、多くの著名人や有名投資家が注目しており、今後も目が離せない。