がん研究への資金提供に貢献する非営利団体のアメリカがん協会(ACS)は、仮想通貨決済のビットペイを通じたビットコイン(BTC)による寄付を受け付ける。コインデスクが報じた。

ビットペイのページからACSへの寄付を行うことができる。対応通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムの3通貨だ。

ACSのブラント・ウッドワード氏は、コインデスクに対して「我々のミッションは緊急を要し、それを遂行するために、提供者のいるところに対応する必要がある」と述べている。

ビットペイは2017年以来、5000万ドル(約55億円)以上の寄付金を取り扱ってきた。これまでトニー・ホーク財団や米赤十字などと連携しているという。

ビットペイのステファン・ペアCEO「ビットコインによる寄付を受け付けることで、寄付関連団体は、自身がビットコインを持たなくとも、新たな貢献者を魅了することができる」と話している。

ACSは、仮想通貨での寄付金を受け入れることで、若い世代にもアプローチできると期待している。

「さらに多くの人が仮想通貨を利用しているのが現実だ。若い層の貢献者のいるところへ、摩擦のない機会を提供することができる」