ブロックチェーンネットワークのアルゴランドは、国際サッカー連盟(FIFA)とスポンサーシップと技術パートナー契約を結んだ。アルゴランドはFIFAで初めての公式ブロックチェーンプラットフォームとなった。

5月2日に発表された契約では、アルゴランドは11月と12月にカタールで開催される2022FIFAワールドカップの北米・欧州の地域サポーターにもなる。

アルゴランドは2023年に豪州とニュージーランドで開催されるFIFA女子ワールドカップの公式スポンサーにもなる。

アルゴランドは、FIFAが「デジタル資産戦略」を策定するのを支援することになる。パートナーシップの一環として、アルゴランドは「ブロックチェーンでサポートされたウォレットソリューション」を提供する。また発表の中では、ブロックチェーンの説明として非代替性トークン(NFT)についても触れており、FIFAが独自のNFTコレクションを開発するのを支援するかもしれない。

アルゴランドは、米国を拠点とする企業としては2011年以来で初めてのスポンサーとなる。FIFAのインファンティーノ会長は、アルゴランドとのパートナーシップは「持続的な成長のための革新的なチャネルを継続的に模索するFIFAのコミットメントの現れだ」と述べている。

ワールドカップを巡っては、仮想通貨取引所クリプト・ドットコムが公式スポンサーとなっている。クリプト・ドットコムはスポンサーの一環として、ユーザーが試合に参加したり、公式グッズを獲得したりする機会を提供する予定だ。