機関投資家の40%が、ブロックチェーン技術はインターネットの誕生以来、最も重要なイノベーションかもしれないと考えている。グローバル・ブロックチェーン・ビジネス協議会(GBBC)が調査を行った。
GBBCが先月と今月、ブロックチェーンに関するアンケート調査を行い、71の機関投資家の回答内容がスイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で公開された。
GBBCの調査結果では、回答した機関投資家の40%がブロックチェーンは「インターネット誕生以降、最も斬新なテクノロジーかもしれない」と考えていることが明らかとなった。
さらに、回答した機関投資家の3分の1弱が、企業は今後5年以内に自社の取締役会にブロックチェーンの責任者を置く必要があると考えていた。また、38%が、企業は5年以内にブロックチェーン技術に対する自社の取り組み方を投資家に明示する必要があると考えていた。
「ブロックチェーン技術が今後、大半のセクターや日常生活の重要分野に影響を与えることは、ほぼ間違いない」と、GBBCのサンドラ・ローCEOはWEFで語っており、プレスリリースで以下のように述べている。
「ブロックチェーンに関する明快かつ包括的な戦略を持つ組織や、組織変革に向けてブロックチェーンの実装・活用に注力する組織が、今後ますます成功を収めることになるだろう」
機関投資家とは、年金基金、生命保険会社、投資信託など委託された資金を運用する法人投資家。個人投資家よりも巨額な資金や投資知識を持っており、市場への影響力が強い存在である。そのような性格からとりわけ大型の機関投資家を「クジラ」と表現する場合もある。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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