ICOに参加する前に確認すべき三箇条

今日、ブロックチェーン業界は、最早ICO戦国時代へと突入しているようだ。どこを見渡しても新しいプロダクトはICOのローンチに関連したものばかりが乱立している。

本来のブロックチェーン関連のしっかりしたプロダクトや、しっかりと機を見て実行されるICOも存在する一方で、富をただ増やしたいだけの不誠実な実例が数多く報告されている。

 

開発の産業段階

 

こういった案件を不適切な開発ものと指摘しながらも、Heliumの共同設立者ジェイソン・キャシディ氏は、ICOにおけるシナリオは他の発展途上の産業にも共通するよくあることであると指摘する。

新たな産業がある一定の市場参入度に達すれば、多くの参加者が業界に参入する。その多くが善意によって支援を受けた良いプロダクトやサービスを実際に持っている一方で、参加者の中には色々な人がいるということを我々は肝に銘じておくべきだろう。

キャシディ氏は、そういった参加者の中でもことさら悪人たちがリソースを盗むために特定の参加者のリテラシーの低さを悪用している点を指摘する―

 

「この種の人々の中には、一人として清き誠実さを持って行動をしている人はいません。プロジェクトにリテラシーのない投資家が集まっているなと感じたら、その近くには必ずペテン師が潜んでいるはずです」

 

そういった人達に騙されないために、投資家たちがICOに参加する上で心に留めておくべき以下のような三箇条をキャシディ氏は挙げている―

 

その1. 該当するテクノロジー、プラットフォーム、またはその通貨が持つビジョンは何か?

 

明確な市場に貢献するソリューションが存在する「必要性」があり、理想的且つ長期的なビジョンがそこに存在する必要がある。ホワイトペーパーを読み、ロードマップに注目し、特定の暗号通貨やブロックチェーンがどの業界にどのような影響を与えようとしているのかリサーチするべきである。

 

その2. 誰がそのチームを指揮したのか?

 

一日が終わり、そのプロジェクトに関わるチーム全体がリーダーシップを発揮していること。開発者チームのバックグラウンドチェックを行い、透明性があるかどうか、以前に関わっていたプロジェクトはどのようなものか、そして情動的観点から見た成熟の兆しを確認することが必要だ。コアチームにビジネス的経験が不足していたとしたならば、どうして彼らが逆境に立ち向かい、ましてや手にした莫大な資産を適切に管理することができようか。(冷静さを保つための感情的成熟が必要なのだ)

 

その3. 最後は直観に従うべし

 

一日が終わってもその後何時間もリサーチに没頭するというのも一つの手だ。賢い投資家は、自らの直観が正しいかどうか信頼するための手段を学習しようとするだろう。もしそれがリスクのある投資に見えたのならば、それはきっと恐怖や欲などの感情から現れる一つの結果であり、そして実際にリスクのある投資対象なのかもしれない。そう、今は言わば西部開拓時代、そのバージョン2.0なのだ。開発者チームと彼らが携わるプロジェクトのバックグラウンドを行って初めて成功が可能性として見えてくるのである。