Telegramゲームの「Dogizen」は、本日10月4日午前8時 (UTC)をもって、DOGIZトークンのプレセールを開始した。 

本プレセールは、投資家がTelegramアプリから直接DOGIZトークンを購入できるようにした、いわば「テレグラムICO」である。これまでの閉じたコミュニティに、まったく新しい門戸を開く可能性がある。 

今回 DOGIZは0.00007ドルで売り出され、総計1,000億枚のプレセールトークンが販売される。

Dogizenは、昨今ヒット作を連発することで世間から注目を集めている「Telegramゲームブーム」の真っただ中にいる。実際、Telegramゲーム業界の業界規模は、わずか半年で時価総額ベースで20億ドル近くに達した。

バイナンスには すでに複数のTelegramゲームが上場している。 DOGIZの参入には十分な下地があるといってよい。Dogizenには、「今すぐにでもプレイを開始しそうな」潜在的プレイヤーが130万人もいるというわけだ。

「テレグラムICO」が画期的なワケ

Telegram社が「TONウォレット」と「Telegramメッセージングアプリ」を一体化させて以来、仮想通貨コミュニティは大変な盛り上がりを見せている。それを受けて、TONネットワークのネイティブ通貨である「Toncoin」も現在、ローンチ価格を1000%以上も上回るという暴騰をみせている。

Toncoinの上げ相場の最大の要因は、Telegramユーザーが専用のウォレットをダウンロードしたり、仮想通貨取引所を訪問したりすることなく、Telegram上で仮想通貨の売買や保有を完結することができるようになったことによる。仮想通貨取引という少々厄介なエクスペリエンスを、使い慣れたメッセージングアプリに吸収することで、何百万人もの潜在的な仮想通貨ユーザーを遠ざけていたであろう参入障壁を取り除くことに成功した。  

現在 Telegramのユーザーは9億5,000万人を超える。そのうち仮想通貨の保有者は約5億5,000万人とされる。Dogizenは今まさに、何百万人もの非コイン保有者(no-coiners)の前で、驚異的に簡単なオンボーディング体験をプレゼンするチャンスを手にした、史上初のICOとなった。Dogizenが資本基盤を拡大するには、この潜在的な仮想通貨ユーザーたちに、ほんのちょっぴりだけ興味を持ってもらえさえすればいいのだ。 

Dogizen Universe:Telegram Gamingの次なる挑戦

Dogizenは、Telegramゲーミングのシンプルな操作性を利用して、9億5,000万人のTelegramユーザーにきわめて魅力的なT2E(Tap-to-Earn:タップして稼ぐ)ゲームを提供している。 

Dogizenの利益の一部は、DOGIZトークン保有者のポケットに還元され、Dogizenコミュニティを潤わせる。この循環型のビジネスモデルは、いま最も急速に成長しているニッチの一つだ。

Dogizen Universeを立ち上げるというDogizenの野心的な計画は、Telegram&TONゲーミングエコシステムの中に、新次元の基礎を築いた。今後は仮想通貨の最も重要なセクターの一つにポジショニングするべく、さらなる飛躍をねらう。

Dogizen Universeは、Telegramゲームのアーケード(ゲームライブラリ)を提供する予定だ。Dogizenは、シンプルでアクセスしやすい開発者向けSDKを提供し、開発者がTelegramゲームを作成して公開できるようにすることで Dogizenの成長に貢献するよう、Dogizenコミュニティに呼びかけている。

Dogizen Universeをサポートすることは、関係者全員に利益をもたらす経済圏の構築の寄与することでもある。ゲーム開発者はすぐれたゲームを作ることで収入を得、プレイヤーはプレイすることで収入を得る。DOGIZトークンの所有者は、開発者が新しいゲームを公開するために支払うわずかな手数料から、Dogizenが得た利益の一部が分配される。

Telegramゲームは仮想通貨業界の超新星

Telegramゲームのもうひとつの成功要因は、クリプト界隈のどこよりも早くWeb3ユーザーを取り込む能力だ。この能力によって、Dogizenのプラットフォームはさらなる成長を遂げ、将来的に数十億ドル規模の産業となる可能性を秘めている。

Telegramは独自のブロックチェーン (2,900万人以上のユーザーを誇るTON) のみならず、組み込みの仮想通貨ウォレットを一体化することで、従来のオンボーディングルートにあったいくたの「障害物」を回避している。肝心のゲーム本体も、かつてないほどアクセスしやすくなっているのは、言うまでもない。ゲームにアクセスするのに、もはやコンソールやPCは必要ない。必要なのはTelegramアプリだけだ。

その結果は驚くべきものだった。Telegramのゲーマーの実に50%が、仮想通貨を初めて購入した。そして、最近では、Telegramゲームのエアドロップが注目を集めていることからも分かるように、新しい層のユーザーの流入が市場で存在感を示している。

ここ一週間をみても、Telegramゲームの偉大な先輩である「Catizen」と「Hamster Kombat」がエアドロップを行い、その時価総額は10億ドル弱に達した。Telegramゲーム業界全体では 20億ドルの大台に近づきつつある。すでにして印象的な数字であるが、非コイン保有者(no-coiners)の流入が続けば、さらなる成長を遂げることは間違いないだろう。

Telegramゲーム業界のほぼすべての主要タイトルは、Binanceから上場されている。「Hamster Kombat」「Catizen」「DOGS」「Notcoin」は、いずれも世界最大の取引所であるBinanceから上場している。Binanceの仮想通貨プロジェクトを推す方針は、Telegramゲーム業界にも明らかに良い影響を与えている。これは将来、Dogizenがみごと殿堂入りを果たすことを暗示しているのかもしれない。

Dogizenについて

Dogizenは、新世代のTelegramゲームの旗手である。現在100万人以上のプレイヤーを擁する。Telegramベースの最初のICOとして、Dogizenは野心的なロードマップを実行するべく、投資家に早期支援者(early backers)となるチャンスを提供している。ミニゲームのローンチパッドと開発者向けSDKの配布計画により、Dogizenは既存のTelegramゲームプロジェクトに真っ向から挑戦状を叩きつけ、業界を革新し続けている。

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