主要アルトコインの1つであるSolana(SOL、ソラナ)ですが、そんなソラナブロックチェーンに対応する初のレイヤー2を開発しているのが、Solaxy($SOLX、ソラクシー)です。
Solaxyは、プレセールで5,800万ドルを超える大規模な資金調達に成功し、6月23日に大手分散型取引所(DEX)への$SOLXトークン上場を行いました。
本記事では、大手取引所への上場を成し遂げた$SOLXトークンと、上場後のSolaxyに関する最新情報をまとめます。
Solaxyが大手DEX取引所へ上場
Solaxyは、ネイティブトークンである$SOLXを、大手DEXとして知られるUniswap(ユニスワップ)と、Raydium(レイディウム)へ上場させました。
6月23日以降に取引が開始された$SOLXトークンは、最初はリターンを狙った早期投資家による売却が目立ちましたが、徐々に価格は回復し、過去6時間で86%を超える上昇を記録しています。
また、CoinMarketCapでは現在、訪問者数ランキングでSolaxyが2位にランクインしています。
DEXへの上場と合わせて、ユーザーは公式サイトで$SOLXトークンの請求手続きを行うことができるようになっています。
開発チームは、さらなる主要取引所への上場を示唆しており、コミュニティ内では、中央集権型取引所(CEX)への上場にも期待が高まっています。
$SOLXの保有者数は2万7,000人突破
DEXの情報をまとめた一部のデータによると、$SOLXトークンの現在の時価総額は9,600万ドルを超えており、過去24時間の取引量は600万ドル以上を記録しています。
さらに、$SOLXトークンの保有者数は、2万7,000人を突破しており、多くの新規投資家を集めています。
また、過去24時間の価格変動性(ボラティリティ)は3.84と、通常の範囲内で推移しており、値動きは比較的安定しています。
開発チームは、$SOLXトークンの流動性をロックしましたが、$SOLXと$WETH(ラップドETH)の流動性は現在100%を維持しており、ラグプルと言われる運営側による不正な資金引き出しがされていないことの証明となっています。
こういった安全面での高い評価も受けて、Solaxyは順調にコミュニティを拡大しています。
Solaxyのブリッジ機能が本格始動
Solaxyは、$SOLXトークンの上場および請求を開始した他、独自レイヤー2を基盤としたブリッジ機能を本格的に始動させました。
Solaxyはイーサリアム系ミームコインですが、このブリッジ機能によって、ユーザーはイーサリアムとソラナ間で自由に資産を移行させることが可能になります。
このブリッジ機能は、7月7日に拡張が予定されており、イーサリアム・Solaxy・ソラナといった3つのネットワークを跨いだ資産移動ができるようになります。
ソラナ初となるレイヤー2、今後のスケジュール
ソラナは、高速かつ低コストな取引速度を強みに、2024年にミームコイン市場で大きなブームを巻き起こしましたが、ユーザーが急増してネットワークが混雑し、取引遅延などの問題が深刻化しました。
Solaxyは、独自レイヤー2で取引をまとめて処理し、結果のみをレイヤー1に戻して記録する方法で、こういったソラナの取引問題を解決しようとしています。
レイヤー2を基盤としたツールは、ブリッジ機能の他にたくさんあり、以下のスケジュールでのリリースが予定されています。
6月29日:WIKI機能のローンチ
7月7日:レイヤー2メインネット(テストネットは稼働中)、ブロックエクスプローラー、ブリッジ機能の拡張版リリース
7月14日:NEPTOON機能(Solaxy独自のDEX)の稼働
7月21日:IGNITER機能(新規ミームコインの立ち上げローンチパッド)開始
Solaxyはトークンリリース前にバーンを実施
開発チームは、ユーザーの収益性を高めることを目的として、$SOLXトークンのリリース前に数回に渡るバーン(焼却)イベントを実施しました。
これによって、トークン総供給量の約40%に当たる550億以上の$SOLXが市場から削除され、トークンの希少性が高まりました。
この他にも、ステーキング機能では現在68%という高い利回り(APY)で追加報酬を付与しており、ユーザーの資産運用に貢献しています。
プレセール期間にロックしたトークンは、6月30日以降に解除することができ、引き出し可能になる予定です。
【Solaxyトークン公式リンク】