トランプ大統領率いるアメリカで、戦略的仮想通貨準備金に関する法案が成立し、Bitcoin(BTC、ビットコイン)の市場価値が高まっていますが、その一方で候補銘柄として台頭している主要アルトコインにも注目が集まっています。
イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)の他、ソラナ(SOL)も準備金候補として上げられており、関連する仮想通貨への期待が高まっています。
そこで話題になっているのが、ソラナ向け独自レイヤー2を開発している「Solaxy($SOLX、ソラクシー)」で、現在実施中のプレセール(残り12日)では、すでに4,300万ドルを超える資金調達に成功しています。
本記事では、先日公開されたレイヤー2のテストネットと合わせて、Solaxyに関する最新情報をまとめます。
Solaxyがレイヤー2のテストネットを公開
レイヤー2というのは、取引の処理速度を上げたり、取引手数料を下げたりする目的で、使用される補助ネットワークです。
Solaxyは、ソラナブロックチェーンに特化したレイヤー2を開発していますが、6月2日に、ユーザーが待望していたテストネット(テスト版)を公開しました。
このテストネットは、Backpack Walletといわれる専用ウォレットを通して利用可能で、以下のような機能を体験できます。
- ソラナの仮ネットワーク(Devnet)とSolaxyの間でSOLを移行する
- 取引をまとめて処理する「ロールアップ」を通して資産を転送する
- ソラナ上でアプリを開発する
- Solaxyエクスプローラーでオンチェーン取引を調べる
ソラナはこれまで、レイヤ1ネットワークのみで取引を提供していたため、Solaxyはソラナ史上初の優秀なレイヤー2になるだろうと高く評価されています。
ミームコインローンチパッド・Igniterも近日公開
Solaxyは、ネットワークが混雑して、取引エラーが多発しているソラナの問題を解決するために、ネットワークへの負担が大きい取引処理をオフチェーンでまとめて行い、結果のみを書き戻すレイヤー2を開発することを最大の目標としています。
しかしながら、開発チームはSolaxyにさらなる実用性を付与するため、多種多様な機能の実装を計画しており、コードの知識がなくても簡単にミームコインを生成できるローンチパッド「Igniter」を近日中に公開する予定です。
ソラナ系ローンチパッドで現在市場をリードしているのが「Pump.fun」ですが、同プロジェクトは仮想通貨プレセールの実施を計画しているということで、ここ最近再び注目を集めています。
このようなトレンドに乗って、Solaxyのローンチパッドの需要高騰が期待されており、今後の動向が注視されています。
また、Igniterで生成されたトークンを上場させられるDEX(分散型取引所)機能のリリースも、同時進行で行われています。
クジラも支持、$SOLXのプレセール
Solaxyは、ネイティブトークンとして「$SOLX」を発行していますが、現在は取引所上場前の限定イベントとして、プレセールを実施しています。
仮想通貨市場では、6月の価格高騰を見込んで、クジラ(大口投資家)が有望銘柄を追加購入している様子が確認されており、大手のドージコイン($DOGE)やアバランチ($AVAX)と並んで、$SOLXにも注目が集まっています。
5月にも何度か、クジラによる$SOLXトークンの大規模購入が記録されており、資金調達総額は4,300万ドルを超え、一部では5,000万ドル達成があり得るという予測も出ています。
プレセールはすでに最終段階に入っており、1トークンあたりの価格は0.001744ドル、投資家たちの間でFOMO感情(取り残されることへの恐怖心)が高まっています。
ソラナへの機関投資家の参入も追い風に
仮想通貨市場では、カルダノ(ADA)やXRPに加え、ソラナの現物ETF(上場投資信託)申請が承認待ちとなっており、大規模な資金を持つ機関投資家(21SharesやVanEckなど)も参入しています。
こういったソラナの需要拡大は、サポート役を担うSolaxyにとって追い風となることが予想されています。
Solaxyは、イーサリアムとソラナのマルチチェーン機能搭載も予定しているため、幅広い層の投資家を魅了していくでしょう。
【Solaxyトークン公式リンク】
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