トランプ大統領による関税導入が緩和される可能性が高まっている他、アメリカ政府によるBitcoin(BTC、ビットコイン)の追加購入が期待されていることで、仮想通貨市場には再び活気が戻りつつあります。
そんな中で、トップ仮想通貨の1つであるSolana(SOL、ソラナ)が、ネットワークの採用数で過去最高を記録しており、投資家から期待する声が出ています。
ソラナは現在、多くのユーザーを抱えており、ネットワークが混雑して取引エラーが多発することが問題視されていますが、そんなソラナの課題を解決しようと、同チェーン上にレイヤー2を開発しているのが、Solaxy($SOLX、ソラクシー)です。
Solaxyは、ソラナの回復とともに、急成長することが予想されています。
ソラナネットワークの採用が過去最高を記録
一部の専門家によると、現在1,109万のウォレットアドレスがSOLを保有しており、ソラナ史上過去最高を記録しています。
また、他のデータによると、ここ最近で7,200万ドル以上の資産がSOLネットワークにブリッジされており、多くのトレーダーや投資家が、Ethereum(ETH、イーサリアム)からソラナに移行している様子が見受けられます。
ソラナのウィークリーアクティブアドレスに着目してみると、1,700万に急増しており、イーサリアムの180万を大幅に上回っています。
さらに、分散型金融(DeFi)におけるソラナのTVL(総ロック価値)は、5,000万を超えています。
これは、2022年6月以来の最高値となり、大手取引所Binance(バイナンス)のSOLウォレット残高も、増加傾向にあります。
ソラナの価格自体は、現在142ドルと、過去最高値の294ドルまではまだ少し遠いですが、伸び代はあるといえるでしょう。
機関投資家はソラナ現物ETF承認へ関心を示す
Volatility Sharesというファンド運用会社は、SOLZ・SOLTと呼ばれる2つのソラナ先物ETFをローンチし、ナスダック株式市場で3月21日から取引を開始しました。
このニュースをきっかけに、大規模な資金源を持つ機関投資家は、ソラナ現物ETFの承認へ関心を示しています。
現在、いくつかの資産運用会社がソラナ現物ETFの申請を行っており、SEC(米国証券取引委員会)の承認を待っています。
ビットコインとイーサリアムに続き、ソラナの現物ETFが承認されれば、SOLの利用者が急増し、ブロックチェーンはさらなる成長を遂げることでしょう。
ソラナの取引混雑を解消するSolaxyのレイヤー2へ期待が高まる
さらなる成長が予想されるソラナですが、短期間でユーザーが急増したことで、ネットワークが混雑し、取引遅延や取引不成立などのエラーが多発していることが問題となっています。
そこで登場したのがSolaxyで、ソラナ上に独自レイヤー2ネットワークを構築し、混雑を解消して取引環境を改善することを目指しています。
具体的には、ロールアップ技術を用いて、ネットワーク負荷の大きい取引処理をオフチェーンで行い、取引の結果のみを戻して記録するという方法で、ソラナの混雑を緩和していきます。
運営チームは、レイヤー2の開発状況を随時アップデートしており、今月発表された内容は以下の通りです。
- ソフトの確認:Sovereign SDKの新しいシーケンサーの実装。このアプローチによって、ロールアップが処理を完了する前に、取引が有効であることを確認できる
- ロールアップ・パフォーマンス:Sovereign社と協力して取引処理の最適化に注力している。これらの改善によって、取引速度が高速になり、TPS(1秒に処理できる最大取引数)が向上した。また、システムを改良してフロー内のコストも削減した
- ブリッジUI:Hyperlane社と協力して、バリデーターの設定が適切に行われるようにし、テストネットの状態でもセキュリティを強化している
このように、レイヤー2の開発は順調に進んでおり、投資家はそのリリースを心待ちにしています。
$SOLXのプレセールに日本のクジラが参入
現在行われている$SOLXトークンのプレセールですが、すでに2,700万ドル以上の資金を集めており、2025年のトッププレセールと高い評価を受けています。
3月20日には、日本国内で4万ドル相当の$SOLXトークン購入を行うクジラ(大口投資家)の取引も確認されました。
3月10日にも、日本で7000ドルに相当する$SOLXトークンの購入が確認されており、国内でもSolaxyの今後の動向が注視されています。
【Solaxyトークン公式リンク】
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