シンガポール、2021年8月27日 — ブロックチェーンを活用した没入感あるゲーム内体験や、非代替性トークン(NFT)の開発およびライセンスをサポートするEpikが、Huobi Globalとの連携を発表した。Huobi Primeプログラムを通じて、会員制トークン「Epik」を発行するという。このトークンはHuobi Primeの第8弾として、2021年8月27日に発売される。Huobi Primeは、仮想通貨トレーダーに選りすぐりで最新の資産プロジェクトを紹介するプラットフォームだ。一方のEpikは、デジタル資産やゲーム内体験、また主流ゲームから仮想通貨ベースゲームまで広範囲で使用できるNFTを対象として、分散型かつブロックチェーン互換性を持つネットワークを築いた。同様のシステムでは世界最大規級で、300以上のゲーム企業と10億人ものプレイヤーにより構成される。

ビジネスブランドや知的財産の所有者にとって、ブロックチェーンを土台としEpikが展開するサービスは、低リスクでネットワーク上のNFT空間を視察し、ゲーム企業や仮想通貨市場が集まる世界最大のネットワークにNFTを流通させる機会を提供している。Epikは、技術力とブランド連携により、大手ゲーム企業がコンテンツ視聴者と繋がる全く新しい方法をもたらした。限定コレクションアイテムを金銭化し、ゲームコミュニティ内部においてロイヤルティの高いプレイヤーやファンと共有するというものだ。

Huobi Globalが運営するHuobi Primeプログラムへの参加を果たした企業は、Epikを含め数社しかない。Huobi Globalは仮想通貨取引の最上層に位置し、24時間あたり平均取引額は89億米ドルに及ぶ。そのHuobiのプロジェクトにおいて優良企業に名を連ねたことは、Epikがビジネスの状況に対する注意業務を高いレベルで遂行してきたことや、Epik Primeトークンの信頼性、収益性や企業の運営全般における健全性などを示している。

「我々のHuobi Primeプログラムを通じて、Epikを発行することを発表します。世の中から最良のプロジェクトを見つけ出すことをミッションとする我々にとって、Epik Primeのブランドやゲーム企業に向けた独自の価値提案は、ずば抜た存在です。」Huobi Globalの副社長であるシアラ・スン(Ciara Sun)氏は語っている。

会員制トークンであるEpik Primeは、トークン保有者に新商品や新サービス、他にも様々な利益を提供する強いロイヤルティプログラムの礎となる。その内容は、特別報酬、商品やデジタル資産の先行販売への参加権、通常入手できないゲーム内NFTへのアクセス、NFT懸賞への参加などを含む。トークン保有者は「Epikverse」においても複数のメリットを享受する。「Epikverse」は、デジタルエコシステムの名称であり、同時にEpikのサービスにおいて顧客が直接体験する領域の技術名でもあるーそれは実に革新的で、破壊的なバーチャル体験だ。Epikverseは、外部のビデオゲーム仮想空間中にある多数の「マイクロバース」により構成される。つまり、Epikverseは異なる空間を繋ぐゲートウェイのように作用し、別々のEpikverseが存在するゲームを相互に結びつけるネットワークとなるのだ。

このネットワークを活用すれば、様々な形式のNFTやデジタル商品の売却や取引きができ、さらには異なるゲームにログインする友人同志が一緒にバーチャルイベントに参加するといったことも可能になる。必要なのは、Epikverseを通じて各々がプレイしたいゲームの既存アカウント(または新規アカウント作成)だけだ。

「Epikverseは、異なるブロックチェーン間、あるいは異なるプラットフォーム間でのオペレーションに必要な線路のネットワークのようなものだ。」EpikのCEOであるビクター・デイビッド(Victor David)氏はこう話した。「我々が生み出した野心的で進化的なフレームワークを使えば、完全に継ぎ目なく、異なるブロックチェーンを使い分けたり、別々の仮想空間を行き来したりできるようになる。EpikはWeb 3.0によって可能になる体験や機能を、ゲーム界のメインストリームにもたらしている。」

Epikを本当の意味で特別たらしめるのは、ゲーム業界で築いた信頼だ。Epikの顧客リストには、世界のゲーム企業トップ25社のうち半数以上が名を連ねる。直近では、ダウンロード回数が10億回を超える世界最大規模のモバイルゲーム『アスファルト9』(Gameloft)ともコラボした。Epikはこのパートナーシップを通じ、Gameloftが「トリプル・エー(AAA)」と称される莫大な予算規模のゲーム開発者として初めてNFT領域に侵攻するサポートをした。具体的には、人気レースゲームで使える特別なデジタル資産やNFTをEpikのマーケットプレイスで購入できるようにしたのだ。この歴史に残るプロジェクトは、ゲームや仮想資産業界のメインストリームにとって刺激的な出来事であり、同時にブロックチェーン技術の大規模な普及に向けた大きな一歩となった。

Huobi PrimeがEpikトークンの発行を発表する少し前に、同社は仮想通貨の大手ローンチパッド(=新規上場銘柄向けのプログラム)であるDAO Maker上で独自セールを行い、Epikはそこでユーザー登録数の最高記録を更新した。Epikへの投資を狙うDAO Makerユーザーが殺到し、仮想通貨のメインストリームからの猛烈な関心と信頼感を示す一件となった。
Epikは、Epik Primeのシステム開設からここにいたるまでの45日間に目覚ましい進歩を遂げた。『アスファルト9』と『Garena Free Fire』という、いずれもダウンロード回数が10億超えのビデオゲームとの間に大々的なゲーム/NFTパートナーシップ締結を発表し、また、アバターゲームの先駆けである『Avakin Life』と『Second Life』とのコラボレーションも行った。