Solaxy($SOLX、ソラクシー)は、Solana(SOL、ソラナ)上に独自レイヤー2ブロックチェーンを開発している実用派ミームコインとして登場しました。

中国のAIスタートアップ企業であるDeepSeek(ディープシーク)は先日、大規模言語モデル「DeepSeek-R1」を発表し、その性能がOpenAIのChatGPT-4(o1)と同レベルであるとして、大きな話題となっています。

仮想通貨市場とは直接関係のある話題ではありませんが、Nvidia(エヌビディア)を始めとするハイテク株が軒並み下落していることに影響を受けて、Bitcoin(BTC、ビットコイン)やAI関連の仮想通貨も価格を下げており、市場は混乱しています。

そんな中、ミームコインでありながらソラナのレイヤー2を開発しているSolaxyの人気は急上昇しており、現在実施中の$SOLXトークンのプレセールには、総額1,500万ドルもの資産が流れ込んでいます。

本記事では、DeepSeekの台頭から影響を受ける仮想通貨市場と、市場の動きと逆行して人気を集めるSolaxyに関する最新情報をお届けします。

中国のAI企業による大規模言語モデルの発表で仮想通貨市場は混乱

中国のAI企業であるDeepSeekが、今回発表した大規模言語モデルは、高性能である上に、開発にかかった時間がChatGPT-4(o1)よりも短く、低コストであることから、AI業界へ大きな衝撃をもたらしました。

特にコストに関しては、通常1億から10億ドルまでの資金が必要とされてきましたが、DeepSeekは600万ドルという安さで開発に成功しており、AIの開発には多額の資金が必要というこれまでの常識が覆される形となりました。

これによって、AI関連の株価が大幅に下落し、仮想通貨市場も影響を受けてビットコインは10万ドルを下回っています。

最近大きなトレンドとなっていたAIエージェントトークンも、価格を暴落させており、過去1週間でVirtuals Protocol($VIRTUAL、バーチャルプロトコル)は21%、ai16z($AI16Z)は32%も下落しています。

トランプ大統領は、アメリカのAI関連株が暴落している状況を改善するため、AIツールの基盤となるチップを対象に、1月28日から外国製の商品へ関税かけることを決定し、今後の動向が注視されています。

実用派ミームコイン・Solaxyに1,500万ドルが流れ込む

AI関連トークンを中心に、今後の成り行きが不透明となっている仮想通貨市場ですが、Solaxyは現在行っているプレセールで、1,500万ドルもの資金を調達することに成功しています。

このような功績は、Solaxyが基盤とするソラナの価格が下落している中で達成されており、投資家たちがSolaxyのレイヤー2ブロックチェーンに大きな期待をしていることが理解できるでしょう。

ソラナブロックチェーンは、1秒に数万件処理できる優れた処理能力と、低い取引手数料を強みとしていますが、先日トランプ大統領夫妻がソラナ系ミームコイン($TRUMP、$MELANIA)を発表すると、ネットワークが混雑して取引が不成立となるトラブルが相次ぎました。

ソラナは、2024年にミームコインブームを巻き起こしたことでも知られており、ネットワークのユーザー数が急増して、取引の遅延や不成立が起こりやすくなっていることが問題視されていました。

ここで登場したのがSolaxyで、ソラナ上にレイヤー2を開発して、ネットワークへの負担が大きい取引処理をオフチェーン(ブロックチェーンの外)で行い、取引結果のみを戻すという工程を追加することで、深刻化するソラナの取引問題の解決を試みています。

ソラナ上で開発が増えているdApp(分散型アプリ)や、新規ミームコインプロジェクトにとっては、高速かつ安定的な取引環境が求められるため、Solaxyはソラナの重要なサポート役として成長できる高いポテンシャルを秘めているといわれています。

また、イーサリアムとのマルチチェーン機能も搭載しており、高い流動性や安全性も取り込むことができ、ソラナチェーンの魅力を向上させられるでしょう。

イーサリアムは、DeFi(分散型金融)分野で大きな影響力を持っているため、そういった分野からも、新規ユーザーを取り込めるかもしれません。

Solaxyは、今話題のBest Wallet・Upcoming Tokens機能(有望なトークン)でも紹介されており、今後の急成長が期待されています。

【Solaxyトークン公式リンク】
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