関係悪化が懸念されているイラン・イスラエルですが、トランプ大統領は先日、両者が停戦に合意をし、6月25日に戦闘は終わるだろうと発言しました。
トランプ大統領は、6月21日にイラン国内にある3箇所の核施設を爆撃したことで、中東地域における緊張が高まり、仮想通貨市場も大きな影響を受けました。
一時は10万ドルを下回ったBitcoin(BTC、ビットコイン)ですが、今回の停戦宣言によって価格は回復傾向にあります。
そのようなビットコインの回復から恩恵を受けているのが、関連ミームコインであるBitcoin Hyper($HYPER、ビットコインハイパー)です。
同ミームコインは、実施中のプレセールで150万ドルの大台を突破し、次に急成長する銘柄として話題になっています。
ビットコインは10万6,000ドル台まで回復
ビットコインはここ最近、中東情勢の影響をダイレクトに受け、値動きが不安定になっています。
イラン・イスラエルの関係悪化に加え、日本にとっても重要な原油輸送網であるホルムズ海峡の封鎖が示唆されたことから、ビットコインは10万ドルを下回り、さらなる暴落が懸念されていました。
しかしながら、トランプ大統領が停戦を宣言し、イラン・イスラエルが合意するような発言を続けているため、ビットコインは現在10万6,000ドル台まで回復しています。
一部の投資家は、ビットコインが今回、市場が不確実な中でも10万ドル付近を維持していることを評価して、BTCがゴールド(金)に代わる安全資産としての地位を築きつつあると、楽観的な見方を示しています。
過去24時間のビットコインの取引量は、−31%と下落傾向にありますが、本日取り上げるBitcoin Hyperが開発しているようなレイヤー2が普及すれば、BTCはdApps(分散型アプリ)やDeFi(分散型金融)などの新たな市場で、さらなる成長を遂げるかもしれません。
$HYPERのプレセールが150万ドル突破
Bitcoin Hyperの開発チームは現在、$HYPERトークンのプレセールを行っていますが、ビットコインの関連銘柄として注目が集まるとともに、150万ドル以上の資金調達に成功しました。
本稿執筆時点では、1トークンあたり0.012025ドルで取引されていますが、時間の経過とともにプレセールステージが進んでおり、価格が少しずつ上昇しています。
Bitcoin Hyperは、ビットコインの技術的な限界に対応するため、独自のレイヤー2を開発しています。
このレイヤー2は、ソラナ(SOL)のVM(仮想マシン)と、分散型カノニカルブリッジの技術を採用しており、ユーザーが指定アドレスへ保有ビットコインを送ると、同量のラップドビットコイン(ビットコインと同等の価値を持つ仮想通貨)が瞬時に生成され、すぐに使用することができます。
また、これらの取引にかかる取引手数料はほぼ無料とされており、手数料高騰が深刻化しているビットコインのデメリットを改善しています。
さらに、生成されたラップドビットコインをバーン(焼却)すると、元のビットコインを即座に引き出すことが可能です。
Bitcoin Hyperがアップデートページを追加
Bitcoin Hyperの開発チームは先日、公式サイトに各種機能のアップデートを公開するページを新たに追加しました。
同ページでは、過去2週間の最新情報がまとめて共有される予定で、本稿執筆時点ではプロジェクトの概要とSVMの説明、近日公開予定のアップデート予告が公開されています。
Bitcoin Hyperは、イーサリアム(ETH)で稼働するミームコインですが、将来的にはソラナなどの複数のチェーンに対応できるクロスチェーン機能を導入する予定もあり、スケーラビリティ(拡張性)はさらに向上していくと考えられます。
また、ゼロ知識証明を用いてビットコインの高度なセキュリティを受け継ぎ、ユーザーへ安全な取引環境を提供しています。
実用性の高い$HYPERトークン
$HYPERトークンは、レイヤー2を通して、ユーザーへスムーズなビットコイン取引を提供するだけでなく、ネットワークのセキュリティ維持や、ユーザーへの追加報酬の付与、レイヤー2上に構築されたツール・アプリへのアクセス権の提供など、多くの実用性を持っています。
特にユーザーからの関心が高まっているのが、ステーキング機能で、プレセール段階では最大482%という業界トップレベルの利回り(APY)で、受動的な報酬が提供されています。
【Bitcoin Hyperトークン公式リンク】
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