仮想通貨（暗号資産）市場では、多くのアルトコインがビットコイン（BTC）を上回る上昇率を記録しており、一部の専門家は昨年に続く歴史的強気相場が到来していると評価しています。
ビットコインに次ぐ仮想通貨であるイーサリアム（ETH）も、4,000ドル到達が迫っており、過去24時間での取引量が約40％のプラスとなっています。
そこで本記事では、シーズンが本格化する中で、8月に向けて投資家が注目している新しいアルトコイン銘柄を3つご紹介します。（$HYPER・$T6900・$SNORT）
バイナンスコインが史上最高値を更新
世界的な大手仮想通貨取引所として知られるバイナンス（Binance）が独自に発行しているバイナンスコイン（BNB）ですが、7月28日に858.17ドルを記録し、史上最高値を更新しました。
BNBは、ここ最近の成長が著しく、過去1週間で12％の高騰を記録しており、イーサリアムやリップル（XRP）、テザー（USDT）を超える上昇率を見せています。
過去24時間の取引量は、イーサリアムの2倍を超える約90％を記録しており、時価総額は1,190億ドルを突破、仮想通貨市場全体でもトップ5の規模を誇るアルトコインとなっています。
BNBは、28日に史上最高値を何度か更新しており、バイナンスチェーンの需要拡大にコミュニティはトップ3入りを期待しています。
Bitcoin Hyper（$HYPER）
Bitcoin Hyper（$HYPER、ビットコインハイパー）は、ビットコインに対応したレイヤー2ネットワークを開発している新しいアルトコインです。
ビットコインは、技術が古いため、取引の遅延や手数料高騰などの問題が深刻化していました。
Bitcoin Hyperは、こういったビットコインの技術的な弱みに着目し、高速かつ低コストな取引を提供できるソラナのSVM（仮想マシン）を搭載したレイヤー2を開発しています。
1秒に数千件の処理能力を持つこのレイヤー2によって、ユーザーは保有するビットコインを数秒で、手数料はほぼ無料で取引することが可能になります。
具体的には、ビットコインチェーンと繋がったカノニカルブリッジに、BTCを預け入れると、同等の価値を持つラップドビットコインが即座に発行され、DeFi（分散型金融）やトークンローンチなどに使用することができます。
このレイヤー2によって、ビットコインはさらに活用範囲を広げると考えられており、$HYPERのプレセールは、すでに540万ドルを調達しています。
TOKEN6900（$T6900）
TOKEN6900（$T6900、トークン6900）は、伝統的なミームコイン文化に忠実な新しいアルトコインで、実用性がない点が大きな特徴となっています。
先に成功した実用性ゼロミームコイン、SPX6900（$SPX）をモデルにしており、トークン総供給量を1つだけ多い9億3,099万3,091とし、$SPXを上回る急成長を目指しています。
$SPXは先日史上最高値を更新して話題になりましたが、28日にも再び2.27ドルに到達、史上最高値を更新しました。
過去1週間では13％の価格上昇、過去24時間の取引量は150％のプラスと、バイナンスコインを上回る記録を叩き出しており、市場で注目を浴びています。
このように、SPX6900への関心が高まる中で、TOKEN6900は関連銘柄として知名度を上昇させており、実施中のプレセールで130万ドル以上の資金調達に成功しています。
TOKEN6900は、機能やサービスを一切提供しない実用性ゼロを謳いながらも（ステーキング機能のみ搭載）、資金調達に500万ドルの上限を設けており、コミュニティの利益を優先する誠実さを示しています。
Snorter Bot（$SNORT）
Snorter Bot（$SNORT、スノーターボット）は、イーサリアムとソラナのマルチチェーンに対応した新しいアルトコインで、Telegramアプリで簡単に操作できる革新的な取引ボットを開発しています。
この取引ボットは、ミリ秒単位の反応速度で取引を実行できる他、優秀な取引を真似するコピー取引機能、ラグプルやハニーポットなどの悪質なプロジェクトを高精度（85％）で検出できるセキュリティ機能を備えています。
$SNORTトークン保有者は、この取引ボットを使った取引で、0.85%という安い手数料を享受できる上に、ユーザー限定の特別報酬を受け取ることが可能です。
現在実施されているプレセールには、すでに250万ドル以上の資金を調達しており、次世代ツールとして投資家からの注目を集めています。
【公式サイト】
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