OpenAIと関係の深いトークンであるワールドコイン(WLD)は水曜日、同社が「人間であることの証明」を必要とするボット排除型のソーシャルメディア・プラットフォームに取り組んでいるとの報道を受け、一時40%急騰した。
フォーブスの報道よると、OpenAIは市場にある他のSNSとの差別化として、「人間専用プラットフォーム」の開発を目指しているという。
この構想はまだ初期段階にあり、約10人規模の小さなチームがXと競合するサービスとして開発を進めている。テック系メディアのザ・ヴァージによれば、開発は2025年初頭から進められていたという。
フォーブスの取材源は、「人間であることの証明」はアップルのフェイスID、もしくはワールド・オーブと呼ばれる虹彩スキャナーによって確認される可能性が高いと述べている。このワールド・オーブは、OpenAIのサム・アルトマンCEOが共同創設したブロックチェーンおよび仮想通貨プロジェクト「ワールド」でも活用されてきた。
この報道を受け、ワールドコイン(WLD)は一時0.63ドルまで40%上昇したが、その後は調整し、執筆時点では0.54ドル前後で推移している。
2025年後半に仮想通貨市場全体が低迷する中、WLDの価格も苦戦を強いられ、過去12カ月で約70%下落している。
個人データのプライバシーへの影響を巡って批判も受けてきたワールド・オーブは、顔と虹彩をスキャンすることで、その人物が正真正銘の人間であることを確認する仕組みだ。これはワールドコインのエコシステムにおける正規ユーザーのオンボーディングの中核を成し、ワールドIDの確立に寄与している。

報じられているSNSが、OpenAIの既存プロダクト群やWLDとどのように統合されるのかについては詳細が明らかになっていない。ただし、ChatGPTが動画や画像などのコンテンツ制作を支援する形で組み込まれる可能性があるとみられている。
アルトマン氏はこれまで、XをはじめとするSNS上のボット活動を繰り返し批判してきた。昨年9月には、ボットのような投稿やコメントがあまりに多く、現在のSNS体験は全体として「偽物のように感じる」と語っていた。
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