今週、Status Global Hackathonの今年の優勝者が発表されている。勝者には2万8,000ドル相当のイーサが賞金として贈呈される予定だ。

コンペティションには160組が参加し、イーサリアムを利用した最も優れたアプリケーション開発をどのチームが行えるかが競われた。審査基準は、技術、オリジナリティ、クリエイティビティ、利便性の4点だ。イーサリアムの未来を占う開発研究の一環として同コンペティションはとても重要だ。

参加チームは、異なるWEB系の開発言語を利用してDAppの開発を行った。最も選ばれたプラットフォームが、iOSとAndroidだったが、イーサリアム開発用のSolidityを選んだチームも中にはあったようだ。

今年の優勝チームが開発したのは、とあるAPIを利用した”WhoPays”というアプリだ。記述されたコード自体が美しい点と、新鮮で斬新な見た目、そして、とてもスムースで使いやすいUIが評価された。主なアプリの機能は、グループ会計のトラッキングだ。

第二位に選ばれたのは、送金アプリを開発したグループで、第三位は、様々なソーシャルメディアでイイネをユニバーサルに行えるアプリを開発したチームだ。どちらもイーサリアム向きであるとして評価されたようだ。

誰が勝利を手にしたとしても、イーサリアムを活用したソリューションを模索する上で、こうしたコンペティションはイーサリアムの勢いを後押しするとても良い材料になることは間違いないだろう。