目次

1.PCゲームの黎明期から愛されているグローバルIP、「Wizardry」とは?
2.INOの概要
3.なぜINOなのか?
4.マーケットを意識したゲームモデル・ゲームシステムの検討
5.特別動画
6.パートナーシップ
7.最後に

本記事では、Coincheck INO第1号案件となる『Eternal Crypt – Wizardry BC –』について解説していく。『Eternal Crypt – Wizardry BC –』の概要、なぜINOなのか、ゲームの開発の部分まで徹底的にまとめていていき、全貌に迫りたい。

この記事を通じて理解を深めて頂き、今後注目の的になるであろう『Eternal Crypt – Wizardry BC –』というブロックチェーンゲームの素晴らしさが世の中に広まれば幸いだ。

1.PCゲームの黎明期から愛されているグローバルIP、「Wizardry」とは?

ブロックチェーンゲーム市場の規模は年々上昇傾向にあり、今後数年間で数倍から数十倍の成長を見せるとという予測が多くあった。STEPNやAxieなどのブロックチェーンゲームで一時盛り上がりを見せたが、それ以降は市場的にも落ち着いている状況である。そのような市場の中でも数多くのブロックチェーンゲームが誕生しており、各プロジェクトが次のムーブメントを日々起こそうと健闘している。その1つとも言えるプロジェクトが今回紹介する『Eternal Crypt – Wizardry BC –』であり、今後注目のブロックチェーンゲームになり得るだろう。そもそも「Wizardry」とは、1981年にアメリカで発表され、今も尚根強い人気を誇るダンジョン探索型のRPGシリーズに端を発するIPシリーズだ。ゲーム内におけるモンスターとの戦闘やパーティ編成、探索などは世の中に存在しているRPGゲームの基盤になったとも言われ、ゲーム業界の発展に大きく貢献してきたゲームと言える。そんな「Wizardry」だが、2023年6月に株式会社ドリコムとチューリンガム株式会社の共同事業として、「Wizardry」のIPを冠したブロックチェーンゲームとして新たに開発されることとなったのが『Eternal Crypt – Wizardry BC –』である。発売から40年以上経過し、数多くの系列タイトルが発売されるほど人気であった「Wizardry」が、新たにブロックチェーンゲームとして再登場したということもあり、ゲーム業界では大きな話題となった。

ゲーム内容としてはRPGのサイクルを踏襲していると言っても過言ではない。つまり、準備→探索→育成が1つのセットとなりゲームサイクルを構成している。ユーザーが行う準備は4つの種族と8つの職業からなる冒険者でパーティ編成を行うことで組み合わせの妙味があるそうだ。そして、神秘のダンジョンである「ダドエルの穴」の深淵を目指していく。この最中に得られる「宝箱」のグレードは編成された冒険者の運の良さによって異なったものになるそうだ。また、街へ帰還することで得られる「Blood Crystal(ゲーム独自発行のユーティリティトークン)」も、編成している冒険者のパラメータの総和によって獲得量が変動する仕組みが取り入れられているそうだ。もちろん、Wizardryらしい要素として宝箱に仕掛けられた罠を解除し失敗した場合はペナルティがあるなど、苦難と困難を乗り越えながら冒険を進んでいく面白さも兼ね備えている。ゲームを始めるためにNFTを購入する必要はなく、探索が行き詰まった場合や「Blood Crystal」を得たい人はNFTを購入すればよいのも手軽な点だ。そして、ダンジョンで得たアイテムを使って仲間の冒険者を増やしたり、鍛錬をすることでNFT自体を強化することができるようになっている。各機能がシンプルになっているが、RPGのゲームサイクルや「Wizardry」らしさを体感できるようになっていると言えよう。

2.INOの概要

先行販売となったCoincheck INOおよびWizardry BC INOについて解説していく。

Coincheck INOについて

※先行販売は既に終了しており、応募倍率113.8倍という記録を達成するとともに当選者先着順での販売が47秒という短時間で完売となった事で大きな注目が集まった。

Wizardry BC INOについて

NFT詳細

Wziardry BC INOで販売される「Adventurer Genesis Collection」は最大10,000個からなるNFTコレクションで全てデザインが異なり、世界に1つだけのものになる。「Adventurer Genesis Collection」のユーティリティとしては先行リリース版のプレイ、保有者限定Discordコミュニティへのアクセス、ゲームをプレイすることでゲーム内トークンの$BCの獲得優遇などが挙げられる。加えて、「Adventurer Genesis Collection」を通してトークン全体の最大20%がアロケートされるトークン設計となっており、ユーザーへの還元が大きいこともメリットになるだろう。

3.なぜINOなのか?

『Eternal Crypt – Wizardry BC –』がなぜINOでNFTを販売するのかまとめていく。まず初めにINOとは、Initial NFT Offeringの略称で、Web3プロジェクトにおいて初めてNFTを1次販売する際の販売手法である。一部の取引所ではこうしたINOに対応したサービスを提供しており、『Eternal Crypt – Wizardry BC –』はCoincheckが新たに立ち上げたCoincheck INOの第一号案件となった。

①ゲームやIPに関心のある人にメリットを提供したいという考え

→第1に、「ゲームやIPに関心のある人にメリットを提供したいから」が1つ目の理由になるだろう。INOで発売される「Adventurer Genesis Collection」はINOのみでしか手に入らず、先行プレイやゲームプレイによるゲーム内トークン($BC)の還元などのユーティリティを多く含む。これらのユーティリティというものは初期ユーザーしか得られないため、INOという販売方式をとることで本当にNFTを購入したいという人の元へ届けることが可能になる。またINOを通して、プロジェクトの目指す方向や、IPに共感をし、コアファンとなってくれるユーザー層に確実にリーチするとともに、プロジェクト初期から熱量の高いコミュニティ形成を目指している。

②BCGの課題を克服し、永くゲームを楽しんで欲しいという考え

→2つ目の理由としては、「BCG(ブロックチェーンゲーム)の課題を克服し、永くゲームを楽しんで欲しい」から、と考えられる。従来のBCGではゲームで遊ぶために必要なNFTが増え続ける、ゲーム内トークンもゲーム規模を超えた過剰なトークン放出により、トークンを獲得後、すぐに売却するユーザーが増えるといった悪影響から市場が一瞬にして崩壊し、ゲームプロジェクト自体もなくなってしまうという課題が多々見受けられた。しかし、『Eternal Crypt – Wizardry BC –』はこれらの課題を克服すべく、トークンエコノミーの設計に取組み、トークン循環の実現や、外部収益性の実現などを掲げ、持続可能なトークノミクスの実現を目指している。また、NFTも過剰に発行するのではなく、発行枚数の調整ができるような仕組みが組み込まれているためBCGの課題を克服し、ユーザーが永くゲームを楽しめるようになっている。

4.マーケットを意識したゲームモデル・ゲームシステムの検討

『Eternal Crypt – Wizardry BC –』はBCGユーザー向け及びまだBCGに手を出したことのない人でもとっつきやすい状態を目指して開発されているそうだ。たとえば、ゲームの基本サイクルにクッキークリッカー型を採用しているために、敵を倒すことで得られるゴールドを用いて冒険者をセットしたスロットを強化しパーティを強くすることができるようになっている。ある程度強く育成したら放置しておいて、敵が倒せなくなったときに操作をすれば良いという手軽なものに仕上がっているわけだ。つまり、ゲームをせずに放置していてもゲームは進み、重要なシーンだけ介入するというプレイスタイルが可能になっていることによって気軽にしかし、ゲームへ参加している気持ちをきちんと得ることができるようになっている。また、「Wizardry」は戦略性が問われるゲームということもあり、放置要素を組み込むことで頭を使ってゲームを進めていくために事前準備がキモとなるように開発を進めているようだ。今後ゲームを更に面白くしていくために、EternalCryptがどのような開発を進めていくのかに期待したい。

5.特別動画

Eternal CryptoのYouTube公式チャンネルにて、プロモーションビデオが公開された。PVの楽曲はグローバルで活躍するヒューマンビートボクサーSO-SOが担当し、ゲーム内で使用される効果音をSO-SOがビートボックスで完全再現した、ここでしか聴くことができない最新楽曲「Higher」の特別アレンジバージョンが使用されている。Wizardryの魅力やゲーム感などが体験出来る傑作の動画になっているので、興味のある方は下記リンクから是非視聴して頂きたい。

6.パートナーシップ

本記事執筆時点ではCoincheck、NTTドコモ、Polygon、Animoca、Find Satoshi Lab、Emoteそしてゲームギルドなど錚々たる企業・プロジェクトとのパートナーシップが発表されている。

Coincheckとは、Coincheck INO第一号案件採択を始め、Wizardry BC INOでも大規模販売チャネルとして強いパートナーシップが感じられる。またNTTドコモについても先日発表されたリリースでは、9,300万人以上の保有者がいる「dアカウント」でのログイン認証連携や、今後NTT Digitalにより提供されるトークンウォレットの導入検討が発表され、今後長期的な視点となる部分もあるとは思われるが、これまでにブロックチェーンゲームをプレイしたことのないユーザー層の獲得が期待される。こうした日本でのパートナーシップにとどまらず、海外ではAnimoca、STEPNの運営元として知られるFind Satoshi Labとの提携を発表しており、海外ユーザー獲得に向けたマーケティング施策や各種コラボレーションも期待される。まだまだ始まったばかりのブロックチェーンゲームプロジェクトなため、今後注目されていくことでパートナーも増えていくことだろう。また、パートナーが増えることで更なるプロジェクト発展に繋がる可能性もあるため、今後の動向に期待したい。

7.最後に

ここまで、『Eternal Crypt – Wizardry BC –』についてまとめてきた。「Wizardry」というグローバルIPを用い、手軽かつ中毒性の高いゲームプレイが期待される『Eternal Crypt – Wizardry BC –』、Wizardry BC INOで「Adventurer Genesis Collection」を購入出来たユーザーは、10月以降先行ローンチが待たれることだろう。プロジェクトとしても国内・海外ともに大型パートナーシップがすでに発表されており、今後の具体的な取組みについても気になる部分が多いプロジェクトであることは間違いない。Wizardry BC INOを通して、狙い通り熱量高いユーザーとコミュニティを育てて、強力なパートナーとともに日本発から世界に羽ばたくプロジェクトとなることを期待したい。 今後の最新情報は各種公式サイトもしくはアプリケーションで確認出来るので下記リンクからチェックしておくことをお勧めする。

公式サイト
Wizardry BC INO公式サイト
Wizardry BC 公式X(旧Twitter)
Discord
Telegram