ヴァンエックは10月2日(米国時間)、イーサリアム先物ETFをシカゴオプション取引所(CBOE)でローンチした。この商品は現在、EFUTのティッカーでウェブサイトに掲載されている。
先物型であるイーサリアム・ストラテジーETFは、ETHへの直接的なエクスポージャーはない。このファンドは、商品先物取引委員会(CFTC)が規制する商品取引所で現金決済されるETHの先物契約にエクスポージャーを持つ。
また、ヴァンエックはこの商品が「C-Corp」構造であることの利点もアピールしている。これには、登録投資会社の構造と比較して長期投資家に税制上の利益が含まれる。
NOW TRADING: The VanEck Ethereum Strategy ETF, $EFUT.
— VanEck (@vaneck_us) October 2, 2023
The transformation happens when enough of us are ready. #EnterTheEther. pic.twitter.com/cb2KMG3wfW
ヴァンエックは、過去数日間にわたり、ソーシャルメディアアカウントでローンチを告知しており、「エンター・ザ。イーサ(Enter the Ether)」をテーマとした2つのTVコマーシャルを放映している。
さらに、ヴァンエックは、今後10年間にわたり、今後のイーサ先物ETFからのすべての利益の10%をイーサリアムのコアデベロッパーに寄付することを発表した。
コインテレグラフが報じたところによれば、2023年9月末時点で、9つの発行体からの15の異なるイーサ先物ETFが米証券取引委員会からの承認を待っていた。アナリストは、SEC内の情報筋から、規制当局が米国政府の閉鎖の前にイーサ先物ETFを承認したいと考えていると伝えていた。
一方、ビットワイズ・アセット・マネージメントも、2つのイーサ先物ETFの取引が10月2日に開始されることを明らかにしている。投資家はシカゴ・マーカンタイル取引所でのETH先物取引へのアクセスを得ることになる。