28日の米国株式市場は反発。NYダウは187.05ドル高の28,722.85ドルで引けた。昨日453ドルと大幅に下げたので買い戻しが入った。また、消費者信頼感指数が131.6と予想の128を上回ったことや、耐久財受注も2.4%と予想の0.4%を上回ったことも好感された。

米10年債利回りは1.651%まで上昇し、ドル円も109.20円まで買われた。

しかし、中国政府は28日までに国内の死者が106人、感染者は4515人に達したと発表。新型肺炎の感染拡大は続いているので、今後も警戒が必要だ。

本日はFOMCの結果が発表される。政策金利は据え置き見通しだが、パウエルFRB議長が新型肺炎に関して何か発言するかどうかが注目される。

ドル円のテクニカル分析と相場見通し

今日のドル円予想レンジ 

108.50~109.40円

米10年債利回りは、以下の通り。

米10年債利回りは、1.6%台を回復している。リバウンド局面となりそうだが、下落トレンドが続いているので警戒が必要だ。

続いて、ドル円のチャートを確認してみよう。

ドル円は、一目均衡表の雲の下限で反発。リバウンド局面になりそうだが、20日移動平均線(109.36円)が上値抵抗線となるだろう。