ある個人投資家がソラナ・ブロックチェーン上の暗号資産(ミームコイン)を買って大当たりしたとして話題になっている。

ブロックチェーン解析プラットフォームとして有名なルックオンチェーンによると、同個人投資家は1.5SOLしかもっていないかった。日本円にして1.3万円ほどだ。

個人投資家は12月5日に「愚かなドラゴン」という意味の仮想通貨であるSilly Dragon($SILLY)を約8700円で購入。22日間後にはなんと資産を2万1715倍増やし200万ドル(約2.8億円)の利益を得たようだ。

この個人投資家は$SILLYが取引を開始した5分後に1SOL($62)で4310万枚の$SILLYを買った。その後3334万枚を52万8000ドルで売却し、現在976万枚をまだ持っている。

この取引について、インサイダー取引ではないかと疑う声は多い。内部情報なしにこのような大きなリターンを上げることは非常に難しいと思われるからだ。

Xではインサイダー取引を疑う声が多い

この「愚かなドラゴン」という暗号資産はソラナのCEO兼共同設立者がかつてイベントで来ていたハロインのコスチュームに着想を得ている。

ソラナのアナトリー・ヤコヴェンコCEOは今年"バカドラゴン "のコスチュームで登壇していた

シリードラゴンのサイトによると、ソラナCEOのツイートは "ソラナの物語に遊び心のあるエネルギーを吹き込んだ "という。

暗号資産はまだまだ魑魅魍魎の世界だ。コインテレグラフの読者におかれては、このようなミームコインの取引にはくれぐれも細心の注意を払って欲しい。

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