トークン化プラットフォームのセキュリタイズは、キャンター・フィッツジェラルドが支援する特別買収目的会社(SPAC)との合併計画を進める中、上場に向けた最新の提出書類で、2025年9月までの売上高が840%超増加したと明らかにした。
セキュリタイズ・ホールディングスは水曜日、米証券取引委員会(SEC)に提出した上場登録届出書で、2025年9月までの9カ月間の売上高が5560万ドルに達し、2024年の同期間から841%増加したと報告した。
同社は2024年通期の売上高として1880万ドルを計上し、2023年の820万ドルから129%増加した。
さらに、2026年の売上高を1億1000万ドル、調整後利払い前・税金前・減価償却前利益(EBITDA)を3200万ドルと見込んでいる。
今回の提出により、10月に発表したキャンター・エクイティ・パートナーズIIとの合併計画が前進した。同社はキャンター・フィッツジェラルドが支援する特別買収目的会社(SPAC)だ。
企業価値は12億4000万ドル
セキュリタイズは、この取引により事前取引ベースの企業価値が12億4000万ドルになると説明している。また、機関投資家が私募で株式を取得するPIPE(上場企業への私募投資)として2億2500万ドルの資金調達を含む。
この取引は今年上半期の完了を見込むが、株主承認とSECの承認が必要となる。
提出書類では、「セキュリタイズは、製品群、仮想通貨エコシステムとの接続性、顧客・パートナー・投資家を引き付ける能力により、トークン化市場の潜在力を取り込む好位置にある」としている。
同社は運用資産残高が40億ドルに達し、ブラックロック、アポロ、ハミルトン・レーン、ヴァンエックといった大手機関との提携を持つ。過去1年の現実世界資産(RWA)トークン化ブームを背景に、収益が急拡大した。
オンチェーンのトークン化資産価値が急増
RWA.xyzによると、オンチェーン上のトークン化資産の価値は過去12カ月で310%増加した。
現在、ステーブルコインを除いたトークン化資産の総額は過去最高の242億ドルに達し、その内訳は米国債が40%、コモディティが20%、プライベートクレジットが11%、残りがオルタナティブファンド、社債、非米国債、非上場株式・上場株式となっている。
資産トークン化分野では、レイヤー2ネットワークを含めるとイーサリアムが65%の市場シェアを占め、業界を主導している。

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