ロビンフッド 手数料無料のビットコイン取引で300万人の株取引ユーザー引き込みへ

 手数料無料の株取引アプリ「ロビンフッド」が25日、公式ブログの中で、2月から手数料無料のビットコインとイーサリアムの取引サービスを開始すると伝えた。赤字覚悟で投資家を仮想通貨の世界に引き込む狙いがある。

 ロビンフッドは米カリフォルニア州パロアルトを拠点とし、手数料無料の株取引アプリを運営。手数料ではなく、顧客から払い込まれた資金や証拠金取引の金利で利益を得るビジネスモデルが有名だ。

 コインベースなどの他のプラットフォームで一取引当たり0.1〜4%の手数料に慣れているユーザーにとって歓迎すべき発表だ。

 今回ロビンフッドで取引できるようになるのはビットコインとイーサリアムのみだが、リップルやライトコインなどその他数多くの仮想通貨の価格追跡も可能になる。

 ロビンフッドは今回、手数料を無料にして赤字を出すことと引き換えに、300万人以上の既存ユーザーを仮想通貨取引に引き込むことを狙う。

 ロビンフッド共同創業者のブラッド・テネフ氏は、米テッククランチに対し「当社はこのビジネスを損益ゼロとなるように運営していく計画だ。当面は収益は期待していない。ロビンフッド・クリプトは、顧客ベースの拡大と既存顧客へのサービス向上を重視する」と語った。

 さらに、同社は簡単に使える分析と取引ツールを提供し、ユーザー獲得につなげたいと考えている。

 ロビンフッドの公式声明は「仮想通貨にはマネーを根本から再編する力があると考えている。これまで金融機関が握っていた権力が人々の手に委ねられる」としている。


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