2026年初頭、上場企業はビットコインの財務保有を静かに拡大している。今週公表された新たな開示では、価格がおおむね横ばいで推移する中でも、保有の積み増しが続いていることが示された。
ナスダック上場のアメリカン・ビットコイン・コーポレーションは火曜日、ビットコイン(BTC)の保有量が5,843BTCに増加し、従来水準から416BTC積み増したと発表した。
同社はエリック・トランプ氏が共同創業者として名を連ねており、2025年9月のナスダック上場以降、上場企業のビットコイン保有ランキングで18位に浮上したと説明した。Xへの投稿によると、2026年1月25日までのBTCイールドは116%で、1株当たりのビットコインエクスポージャーの増加率を示す指標だとしている。

ハット・エイトのマイニング設備を母体に誕生し、現在は同社の主要子会社の一つとなっているアメリカン・ビットコインだけでなく、今週は他の企業も準備金を積み増した。テクノロジー分野や伝統的産業の企業が、相次いでビットコイン配分を開示している。
火曜日には、「ビットコインを中核に据える」AIデータセンター企業ハイパースケール・データが、子会社のオールト・キャピタル・グループが1月25日までの週に公開市場で10BTCを購入し、連結保有量が560BTCに増えたと発表した。
仮想通貨に賭ける別の企業として、医療サービスを提供するエスアールエックス・ヘルス・ソリューションズがある。同社は火曜日、ビットコインとイーサ(ETH)を合わせた仮想通貨保有額が1,800万ドルに達したと発表した。
企業による配分拡大は、直近30日間のビットコイン価格がおおむね横ばいで、8万8,000ドル前後で推移している中で行われている。コインゲッコーによると、記事執筆時点でビットコインは前年同時期比で12%超下落していた。
ストラテジー、2026年に入りビットコインを3回購入
ビットコインを最も多く保有する企業であるストラテジーは、1月に複数回の購入を行った。
同社は1月5日、年初初の購入として約1億1,600万ドルで1,283BTCを取得したと、米証券取引委員会への提出書類で開示した。約1週間後には、13,627BTCを12億5,000万ドル相当で購入したと報告し、これは7月以来最大の取得となった。
その後もストラテジーは、約21億3,000万ドルで22,305BTCを取得し、さらに約2億6,400万ドルで2,932BTCを追加購入した。これにより、保有量は合計712,647BTCに達した。

ストラテジーが急速なペースでビットコインの積み増しを続ける一方、長引く市場の停滞を受けて、逆方向に動く企業も見られる。
先週、ゲームストップは保有していた4,710BTCの全量をコインベース・プライムに移転し、小売大手がビットコイン財務戦略を見直しているのではないかとの観測を呼んだ。
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