主要な非代替性トークン(NFT)マーケットプレイスであるオープンシーは、8月中に取引高が40億ドルにまで急成長したが、足元では取引高で反動が起こっている。

DappRadarのデータによると、過去7日間でオープンシーの取引高は50%減少して7億9223万ドルとなった。トレーダーの数も前週比で10%少なくなり、15万6811人となった。 

オープンシーの取引高は短期的な調整に直面しているが、取引高で大きなシェアを占めるのはアキシーインフィニティとクリプトパンクスだ。それぞれ1億5824万ドルと4592万ドルとなっている。

あまり状況を弱気な方向にだけ歪めないようにしよう。過去7日間ではなく、過去30日間でみれば、オープンシーの取引高は336.94%の増加となる。

今週オープンシーでは、イーサリアムネームサービス(ENS)の送信にまつわるバグで、計10万ドル相当のNFT資産が誤って削除された。この事故は迅速に解決され、資金が返還される形となった。