初期から知られるNFTマーケットプレイスの一つ、ニフティ・ゲートウェイが来月で事業を終了する。長期的な市況低迷の中で、注目度の高い撤退例となる。
同社は土曜日、Xへの投稿で「本日、ニフティ・ゲートウェイのプラットフォームを2026年2月23日に閉鎖することを発表する」と明らかにし、すでに出金専用モードに移行していると説明した。ユーザーには、残存するNFTや資金を移動するための約1カ月の猶予が与えられる。
現在、ニフティ・ゲートウェイの公式サイトには終了告知が掲示されており、資産は連携済みのジェミナイ取引所口座、またはストライプを通じて銀行口座へ直接出金できる。
同社によると、NFT、イーサ(ETH)、米ドル残高を保有する顧客には、出金手続きに関する案内が電子メールで送付される。2月の期限前に手続きを完了するよう呼びかけている。
最盛期には3億ドル超の取引高
2020年に立ち上げられたニフティ・ゲートウェイは、NFTを一般層に広める上で中心的な役割を果たした。当時の多くの暗号資産系プラットフォームと異なり、クレジットカード決済を可能にし、参入障壁を下げた点が特徴だった。ビープルやグライムスなど著名アーティストによるキュレーション型の「ドロップ」でも知られた。
NFTブームが最高潮に達した2021年半ばには、累計取引高が3億ドルを超えたが、その後、市場の冷え込みとともに勢いは後退。2024年4月には従来型マーケットプレイスの運営から離れ、「ニフティ・ゲートウェイ・スタジオ」へと再編し、オンチェーンのクリエイティブ案件やブランド提携に軸足を移していた。
2019年にニフティ・ゲートウェイを買収したジェミナイは、今回の閉鎖によって、より広範なプロダクト戦略に集中できると説明している。同社は「顧客向けのワンストップ型スーパーアプリ構想の実行に注力できる」と述べ、ジェミナイ・ウォレットを通じたNFT対応は継続するとした。
アニモカ、ソモを買収
NFT市場が回復の兆しを見せる中、今月初め、アニモカ・ブランズは、ゲームおよびデジタルコレクティブル企業のソモを買収した。共有インフラや提携関係を活用して統合を進め、既存のゲームおよびNFTポートフォリオを拡張する戦略的取引と位置付けている。
この買収は、2026年初頭にNFT市場が短期的な反発を示した局面で行われた。年初2週間でNFT市場の時価総額は約20%増加し、およそ25億ドルから30億ドル超へ拡大。出来高の増加とともに、24時間で約3億ドルの急伸も見られた。
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