X(旧ツイッター)が非代替性トークン(NFT)のプロフィール画像サポートを取りやめたことで、NFT業界にどのような影響を与えるのか? NFTコミュニティの間で議論が巻き起こっている。

Xは1月10日、導入からほぼ1年後にNFTサポートを廃止した。Xは2022年1月20日にこの機能を実装し、有料サブスク登録者が自分のNFTをプロフィール画像にリンクできるようになった。これにより、プロフィール画像が六角形になり、画像がNFTであることを検証する仕組みが提供された。

NFTプロフィール画像の廃止に対する反応は様々で、一部は偽アカウントを見分けるのが難しくなると主張し、他の人々は将来X独自のNFTを販売する動きかもしれないと推測している。

X上のNFT保有者は偽アカウントの問題を提起した。NFT支持者は、NFTプロフィール画像の削除により、詐欺やなりすましアカウントを見分けることがより困難になると主張した。「仮想通貨のツイッター界隈ですでに大量の偽アカウントや詐欺に悩まされているのに、まだ十分ではないのか」と、あるユーザーは嘆いている。

別のXユーザーは、この動きを業界にとって新たな問題になると言う。このコミュニティメンバーも偽アカウントの問題を取り上げ、NFTプロフィール画像によってユーザーが交流する相手が詐欺師でないことを確認できたと述べた。

一方で、コミュニティメンバーは、億万長者のイーロン・マスクが将来何を計画しているのかを推測している。Reddit上のあるユーザーは、この動きの後にXが独占的なNFTを販売する可能性があるという理論を展開した。別のユーザーは、RedditのデジタルコレクティブルがNFTスペースに1000万ユーザーを成功裏に導入した事例を持ち出して、そのコメントを支持した

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

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