LINE NEXTは12月12日、LINEメッセンジャーを基盤とした分散型アプリケーション(Dapp)「ミニDapp」と、Dappを集約するポータルサービス「Dapp PORTAL」を2025年第1四半期内にリリースすると発表した。Web3開発支援プログラム「Kaia WAVE」を通じ、30の新プロジェクトを公開するという。

800以上のプロジェクトを支援

発表によれば、LINE NEXTはKaia財団との共同プログラム「Kaia WAVE」を通じ、Web3開発企業を対象に支援を行ってきた。プログラムには今年9月から約800の開発チームが参加し、30のプロジェクトが選ばれた。これらのプロジェクトは来年第1四半期に公開され、同年上半期までに150以上のプロジェクトがリリースされる予定だ。

公開されるプロジェクトには、「クレヨンしんちゃん」や「キャプテン翼」といった人気アニメや漫画を基にしたゲームなどが含まれる。また、健康リワードアプリ「SuperWalk」の開発チームによるものなどもラインアップに挙がっている。

ミニDappはLINEメッセンジャー内で利用可能となり、報酬の受け取りや取引も行えるという。さらに、キーレスデジタルウォレットや手数料代行機能を提供し、Web2とWeb3の垣根を取り払う新しいサービス体験を目指すとしている。

開発者向けには、Kaiaチェーンを基盤としたSDK(ソフトウェア開発キット)が提供され、効率的なDappの開発が可能となる。

アジア市場でのユーザー基盤拡大

LINE NEXTのコ・ヨンス代表は「アジア初の大規模Web3 Dappを披露し、日本、タイ、台湾を中心にユーザー基盤を拡大する」と述べ、Web3技術を活用した新たな市場創出に意欲を示した。

Kaia財団のソ・サンミン議長も「便利なブロックチェーンサービスをLINEを通じて提供することで、アジアおよび世界をリードするプラットフォームを構築する」と述べている。

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