著者 クラーケン・インテリジェンス

クラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)は、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を目指している。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、毎日の相場分析メモであるOTC Dailyや月間レポートなどで、最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。

今回の注目は、「ビットコイン強気相場 週間サポート」。歴史的に重要な20週指数平滑移動平均線(EMA)と21週移動平均線(SMA)を2週連続で上回って推移しており、ビットコインの強気相場が再開したという説を支持している。

①イーサリアム対数回帰レインボー

イーサリアムの歴史的な価格推移を対数回帰で分析し、レジスタンスとサポートを測る指標。どの地点から測るかによってレジスタンスとサポートの水準は異なる。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「イーサリアム対数回帰レインボー」)

例えば、2018年1月につけた過去最高値に沿った対数回帰の線(Band8)を辿ると、今回のサイクルの天井は1万8253ドル付近になることが分かる。

現在のイーサリアム3316ドルで、Band5(3224ドル)とBand6(6016ドル)の間にある。次の大きなレジスタンスが6016ドルで3224ドルがサポートになるとみられる。Band6(6016ドル)に到達するには、現在の価格から81%上昇しなければならない。

②ホドル・ウェーブ(少なくとも過去1年間移動しなかったビットコインの割合)

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。