仮想通貨取引プラットフォーム「ハイパーリキッド」のトレーダーとして知られるジェームズ・ウィン氏は、ビットコイン(BTC)が一時10万5000ドルを下回った後、ロングポジションが清算され、約1億ドルの損失を被った。
ウィン氏は、ビットコイン価格の上昇に賭けた2つの大規模なレバレッジロングポジションを保有していたが、BTCが10日ぶりの安値に下落した5月30日、オンチェーンデータによれば合計9930万ドル相当が清算された。
ハイパーリキッドの分析プラットフォームのハイパースキャンによると、最初のポジションは527.29BTC(5530万ドル)で、ビットコインが10万4950ドルに下落した時点で清算された。2つ目のポジションは421.8BTC(4390万ドル)で、BTCが10万4150ドルに下落した際に清算された。
さらに、5月29日には94BTC(1000万ドル)相当のポジションが10万6330ドルで清算されていた。
これにより、清算されたポジションは合計949BTCに達し、アーカム・インテリジェンスおよびルックオンチェーンの分析でも、ウィン氏が過去1週間でほぼ1億ドルの損失を出したことが指摘されている。
トレーディングビューによれば、5月30日早朝のコインベースにおけるビットコイン価格は10万4630ドルまで一時下落し、他の取引所ではさらに安値を記録している。
ウィン氏は5月24日、40倍のレバレッジで総額12.5億ドル規模のビットコインロングポジションを拡大していたが、米国のトランプ大統領による関税に関する発言を受けて価格が急落し、巨額の損失を被った。
清算後、ウィン氏はXで謎めいた投稿を行い、映画『マトリックス』の主人公ネオが銃弾を空中で止めるシーンのスクリーンショットを投稿した。
ハイパースキャンによれば、彼は現在もBTC価格10万7993ドル時点で開いた40倍レバレッジのロングポジションを保有しており、現時点では340万ドルの含み損を抱えている。
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ミームコイン投資で一躍注目を浴びる
ウィン氏はもともと、PEPE(ペペ)をはじめとするミームコインへの投資で数百万ドルの利益を上げたことで注目を集めた。
5月29日、今回の大規模な清算の前にウィン氏は自らを「退廃トレーダー」と表現し、高リスクなレバレッジ取引に挑んでおり「すべてを失う可能性がある」と語っていた。
「私は適切なリスク管理をしておらず、プロを名乗るつもりもない。強いて言えば、運が良かっただけ。実質的にギャンブルをしている。そして、すべてを失うかもしれない。私がしていることは、決して真似すべきではないと強く警告したい」
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