WHO(世界保健機関)が。新型コロナウイルスを「パンデミックにあたる」と宣言したのに続き、トランプ大統領が英国を除く欧州に過去14日間滞在した外国人の入国を禁止したことから、世界経済が下振れするとの懸念が高まっている。

またECB(欧州中央銀行)が12日の理事会で、新型コロナウイルスの感染拡大で動揺する欧州経済を支えるために量的緩和の拡大を決めたが、マーケットの混乱は収まっていない。

イギリスの代表的な株価指数であるFTSE100指数は10.93%安の5,234ポイントで引けた。また、米国のNYダウも9.99%安となっており株式市場は大荒れの展開になっている。「恐怖指数」と呼ばれるVIX指数は75.47とリーマンショック以来の水準となっており、値動きの荒い展開が続きそうだ。

ポンド円のテクニカル分析と相場見通し

本日のポンド円予想レンジ 131~133円

昨日のポンド円は131.34円まで下落したが、12時20分時点で131.26円まで円高・ポンド安が進んでいる。節目となる130円台をキープできるかが焦点となりそうだ。