「ビットコインが火星に向かって動きだしたー」(米仮想通貨取引所ジェミナイの創業者ウィンクルボス氏)
イーロン・マスクが自身のツイッターのプロフィールにビットコイン(BTC)の絵文字にしてから、ビットコイン相場が再びざわめきだしている。マスク氏は電気自動車大手の米テスラや、火星探査を目的とする宇宙開発で有名なスペースX社のCEOであり、アメリカで絶大な影響力をもつ起業家だ。同氏のツイッターは約4400万人にフォローされており拡散効果は絶大だ。
これをうけ個人投資家のビットコイン買い意欲も上昇している。海外仮想通貨取引所大手のバイナンスでは口座開設の申し込みが急増。システム負荷により出金も一時停止している。代表であるCZ氏は「口座開設、入金、取引高、システムロードの回数等すべてが過去最高値更新」とツイートした。
仮想通貨のマーケットメーカー事業社に在籍するトレーダーによると「イーロン・マスクがツイッターのプロフィールにビットコインと書いた直後、15分で15%上げた。歴史的な上げ幅といえる。」
「値付け業者であるマーケットメーカーやファンドは今慌てふためいている。ビットコインを売るつもりがなくても、ヘッジ等目的でBTCのショートポジションをもっているロングファンドもあるからだ」
「ビットコインのレバレッジ取引を扱う取引所では大きなロスカットが起きる可能性がある。そうなると買い戻しによって価格が押し上げられる可能性もある」等とコメントした。
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