著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)

月曜日(11/16)のBTCJPYは大幅反発し、3日ぶりに年初来高値を更新した。

前日(11/15)の米国市場時間以降、上値を切り下げ続けていたBTCJPYは、東京時間午前7時に165.5万円まで下落した後は底堅く推移して、反転上昇、午前8時半には167.6万円まで上値を伸ばした。

東京市場時間では、朝方に発表された7-9月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比5.0%増、年率21.4%増と事前予想を上回ったことが追い風となり、日経平均株価がギャップアップしてスタート。これを好感してかBTCJPYも上昇を続け、東京市場時間終了時には11/14ぶりに169.5万円まで値を戻した。

欧州市場に入っても目立った調整が無いまま上昇が続き、午後8時には171.5万円まで続伸した。午後9時には、モデルナのコロナワクチンが第3相臨床試験で94.5%の確率で効果を示したとの暫定分析結果が発表されると、ダウ先物が急伸し、一時30,000ドルを突破した。

米国市場時間では、その流れを引き継ぎダウ平均株価が取引時間中の史上最高値を更新するリスクオンの状況となり、BTCJPYも押し目無しの上げ相場が続いた。そして翌午前1時に173.8万円まで上昇して年初来高値を更新したが、勢いは止まらず午前6時には176.4万円に到達し、一日の上げ幅は約10万円となった。その後は利益確定の売りに押され、午前7時には174.5万円まで下押しした。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。