著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・リップル、ビットコインの上昇に連れチャネル上抜け

XRPJPY 4時間足 DMM Bitcoinの取引ツールより作成

XRPJPYは12/16からの2日間で+15%超の反発をみせたが、実際にはBTCJPYの急騰に救われた形となったようだ。

XRPJPYは11/24に2年ぶり高値を付けて以降、下落トレンドとなり、12/1より上図の赤平行チャネルのなかで推移してきた。12/13以降は、さらに弱い動きとなり、チャネル上限に差し掛からないまま下降した。12/16には当時の平行チャネル下限だった45円まで下押したが、11月下旬に売買の厚かった価格帯であったこともあり、反発。そのまま平行チャネル上限(赤丸)を突破し、翌日には67円台に乗せた。その後は軟調な展開となっているものの、12/21の下落時には赤チャネル上限付近で反発できたことから、同チャネルはサポートとして意識されている模様だ。

今後の展開として、赤チャネル上限をサポートとしながらも、現在の下落基調を引き継いでいく流れが想定される。直近では、55.5円で一度反落しており、これをレジスタンスの一つと考えることができる。また、反発後高値である67.3円が、45円の安値と当時の赤チャネル上限(55.5円)の倍付近であることに着目して、同値幅のチャネル(上図の白矢印)を「広いスパンでのレジスタンス」と仮定するのも一つの方法だろう。

その場合は、黄矢印のようにチャネル内で55.5円の攻防となる展開が考えられる。

なお、RSIも上限80で2回、下限20-30では5回効いており、注目されているようだ。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。