著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・BTC現物ETF関連ニュース
BTC/JPY日足Bidチャート(当社取引ツールより作成)
上図は2023/12/26から現在までのBTC/JPYの日足チャートである。
BTCは2024年の年明けから主にBTC現物ETF関連のニュースの影響を受け、乱降下している状況であることがわかる。
ニュースまとめ
・SECが再びビットコインスポットETFを拒否する理由(1/3 マトリックスポート)
・ビットコイン現物ETF、承認への主要ハードルをクリア-関係者(1/6 Bloomberg)
・ブラックロック、今週中のビットコイン現物ETF承認を予想(1/9 コインポスト)
・米SECゲンスラー委員長、暗号資産投資に注意喚起 BTC現物ETF承認に期待高まる中(1/9 コインポスト)
1/1から堅調に推移していたBTCだったが、1/3にマトリックスポートが「SECが再びビットコインスポットETFを拒否する理由」というレポートを発表したため、過熱感と相まってBTC価格は640万円から580万円へ9%ほど下落した。
これは、後に単なる憶測であることが明らかになり、BTC価格は回復へと向かった。
1/5には承認への主要ハードルをクリアしたとの報道、1/8にはブラックロックがETF承認は1/10(米国時間)と予想し承認への期待を高め、一層強気な相場となった。
一方、1/8に米国SEC(米証券取引委員会)の委員長を務めるゲンスラー氏は暗号資産投資に注意喚起を行った。主な内容はコンプライアンス面、高ボラティリティ高リスク、詐欺についてである。BTC価格に大きな影響はみられなかった。
BTC現物ETF承認については、The Blockの記事においてヴァルキリーインベストメンツのスティーブンマックラーグ氏は1/10の営業終了時(米国時間)、つまり日本時間の1/11の6:00頃に承認されるのではないかとコメントしている。
次項では、1/11の6:00頃に承認の可否が明らかになるという仮定で、テクニカル分析を試みたい。