イーサリアム2.0の最終的なテストネットが8月4日にリリースされることで、開発者はバリデーターへの扉を開くことになった。

7月27日のイーサリアム財団のブログによると、ETH2.0のリサーチチームはマルチクライアントのテストネット「Medalla」のバリデーターローンチパッドのリリースを発表した。ローンチパッドはフェーズ0のテストネット起動の一部だ。フェーズ0のネットワークではプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行することになる。

「これからリリースすることになり、来たるMedallaマルチクライアントテストネットを追跡してデポジットできるようになる」と、ブログでは述べている。「我々はメインネットの立ち上げに向けた準備段階でインターフェイスの微調整を続けている」とも説明している。

ローンチ前のステップ

次のフェーズでは、参加者とのその残高を追跡して、テストネットを検証する。ユーザーは、バリデーターノードを実行するため、最低32ETHを用意する必要がある。ETH2.0コーディネーターのダニー・ライアン氏は、少なくとも16,384のバリデーターが少なくとも524,288ETHをコミットした場合にのみ、Medallaが開始されると説明している

トラストノード(Trustnodes)は27日、デポジットが150,000ETHを超えたと報告している。つまり、テストネットには、来週のリリースに向けて準備する必要があるETHの約30.5%があることになる。

2.0前に急騰したイーサリアム

最近、イーサリアムブロックチェーンの取引高が初めてビットコイン(BTC)の取引高を上回った。多くのユーザーがDeFi(分散型金融)トークンやステーブルコインを利用するようになっていることが背景にある。

DeFiセクターの人気が高まっているが、この取引高の大部分はステーブルコインのトランザクションが原因となっている。仮想通貨分析企業メサーリによれば、2020年の間に5080億ドルを超えるトランザクションが決済された。この数字は2019年の2530億ドルのほぼ倍にあたる。

取引所間決済がステーブルコインの最も一般的なユースケースだが、イーサリアムネットワークで成長しているDeFiも大きなドライバーとなっている。法定通貨とペッグしているため、DeFiのレンディングプロトコルの中でステーブルコインは非常に人気がある。

イーサリアムの価格は第2四半期にはなかなか上昇しなかったが、今週に入ってビットコインなどの仮想通貨市場の上昇につれて、価格が上昇している。ビットコインが11,000ドルを突破した一方、ETHは年間最高値である326ドルまで上昇した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン