イーサリアムベースの分散型予測市場プラットフォームAugurが、BaaSを標榜するMicrosoft Azureと提携しβテスト開始へ

コア開発から7ヶ月、正しく予想が出来たユーザーへ報酬を分配する分散型未来予測市場プラットフォームであるAugurが正式にそのベータテストを開始した。

 

イーサリアムベースのサービス

Augurのチームは、ブロックチェーン・アズ・ア・サービスと銘打ち、Microsoft Azureを提供しているテック界の巨人、Microsoftと提携し、イーサリアムベースの分散型のスマートコントラクトを提供するプラットフォームをローンチする予定だ。Augur上のほとんどの支払いとベットするまでのプロセスには、スマートコントラクトが含まれているため、Augurのチームは効率化と透明性、セキュリティやスケーラビリティを向上のためイーサリアムプラットフォーム上でのアプリケーションローンチを決定したようだ。

 

「大きく変わったのは、Augurが無理のないようスケーリング出来るように、何十億というボリュームで微調整を行ったことです」

 

Augurのベータリリースには、完全に再開発されたUIの変更も含まれていて、チームによれば、前回のアルファリリースよりも75倍は高速で動作するという。それ自体もまた、ユーザーが素早く掛け金を設定して決済できるように再デザインされたものだ。

TradeSportsInTradeのフロントエンドの開発チームによる協力により、Augurのベータリリースは、ユーザー・エクスペリエンスとウェブサイト全体のパフォーマンスを最適化する最小限の変更で済んだようだ。

 

すぐにでも利用できるソリューション

Augurは、ポートフォリオのセクションや、イーサリアム・キーのインポートとエクスポート、複数の選択肢の生成や、数値市場、取引指標、簡略化されたチュートリアルなどを含めた一連の新機能をリリースしている。

Microsoft Azureを利用することで、Augurは会社内部でアプリケーションを運用したい企業向けのAPIを提供する予定だ。

このAPIを実装することで、企業はAugurのアプリケーションを既存の自社のプラットフォームへ導入することが可能になり、ユーザーはダイレクトに分散型のプロセスを経てアプリケーションから離れることなく賭け事をすることが出来る。

 

Augurにより、企業内部で利用する目的で同名のプラットフォームを走らせたい企業がすぐにでも導入できるソリューションが提供される予定です。マーケットを公開したくない企業や、パブリック・マーケットを運営することによるコンプライアンス・コストを発生させたくない企業もいるはずですから」

 

と、Microsoft Cloudのディレクター、Marley Gray氏は語っている。

 

あと数ヶ月も経てば、市場主導のデータ侵害やシステムへの攻撃、ハッキングなどから保護する機能や、フェイルセーフ機能を実装した新しい改訂版がリリースされるだろう。これらプラットフォーム全体のコアエンジンの向上と最適化により、ユーザーはAugurが提供する分散型プラットフォーム上で、効率化されより安定した環境の中で賭け事に興じる事ができる。


コインテレグラフジャパンの公式ツイッターをフォロー