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FOMCを受け上昇

昨日のBTC相場は上昇。FOMCを控えテーパリング加速や早期利上げ観測が強まったことを嫌気した米株につれる形で下落となったBTCだが、米ロビンフッドが暗号資産取引プラットフォームを運営するCoveMarketの買収を発表すると、朝方に49,000ドル(約560万円)手前まで上昇。その後は、CoinbaseやCoinMarketCapのサイト上で暗号資産価格表示に一時不具合が生じていたこともあり、BTCは同水準手前で伸び悩んだ。その後不具合は解消されるも、FOMCの結果発表を前にした警戒ムードの高まりもあってか、日本株や欧州株、米株先物が上値の重い展開となると、海外時間にかけてBTCは46,000ドル(約525万円)台へとじりじりと下落した。海外時間に入り、下落で始まった米株が切り返すとBTCも反発。更に、注目のFOMCでテーパリング終了時期の3月への前倒しおよび22年中の3回の利上げが示唆されると、BTCはBuy the Fact気味に再び49,000ドルまで急上昇。また、同決定を受けて米株も同様に急上昇したこともあってか、今朝方のBTCは同水準近辺での底堅い推移が続いている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。