企業によるデジタル資産トレジャリー(DAT)は、過去6カ月間で26万BTCのビットコインをバランスシートに追加した。同期間に新規発行された8万2000BTCを大きく上回るペースとなっている。
オンチェーン分析企業グラスノードによると、上場・非上場企業が保有するビットコイン・トレジャリーは、約85万4000BTCから111万BTCへと増加した。これは約26万BTCの拡大に相当し、現在の市場価格でおよそ250億ドル、月平均では4万3000BTCの増加となる。
グラスノードは、この動きを「企業のバランスシートにおけるビットコインへのエクスポージャーが着実に拡大していることを示す」と評価した。
一方、1日平均450BTCを産出するビットコインマイナーは、同期間に約8万2000BTCをマイニングしたにとどまる。供給と需要の関係が買い手に有利な局面にあることを示唆している。

ストラテジーが全体の60%を保有
上場・非上場企業が保有する約120万BTCのうち、大半はマイケル・セイラー氏率いるストラテジーが占めている。
ストラテジーは現在68万7410BTCを保有しており、全体の60%に相当する。現在の価格ベースでの評価額は約655億ドルとなる。
同社は短期間の購入停止を経て今月買い付けを再開し、1月5日から11日の間に1万3627BTCを追加取得した。これは7月以降で最大の購入規模となった。
ビットコイントレジャリーズによれば、ビットコイン保有企業として2番目に大きいのはMARAホールディングスで、5万3250BTCを保有し、その価値は約50億ドルとされる。
ビットコインETFが需要を押し上げる可能性
現物ビットコイン上場投資信託(ETF)への資金流入が今年も続けば、需給環境をさらに引き締める可能性がある。ビットワイズの最高投資責任者であるマット・ホーガン氏は火曜日、「ETF需要が長期的に持続すれば、ビットコイン価格はパラボリックな上昇を見せる」と述べた。
「2024年1月のETF上場以降、ETFは新規供給量の100%を超えるビットコインを購入してきた。それでも価格が急騰しなかったのは、既存保有者が売却に応じてきたためだ。ETF需要が続けば、いずれ売り手の弾は尽きる」
米国の現物ビットコインETFは2025年に約220億ドルの純流入を記録し、その大半はブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)が占めた。
ただし2026年のスタートはまちまちで、現時点のデータでは19億ドルの流入と13億8000万ドルの流出が確認され、差し引きの純流入額は約5億ドルにとどまっている。
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