スポーツ関連のブロックチェーンプロジェクトのチリーズ(Chiliz)は、新しいレイヤー1ブロックチェーンネットワーク「チリーズ・チェーン2.0(CC2)」用のScovilleテストネットの立ち上げを発表した。
CC2は、スポーツ企業やエンターテイメント企業のWeb3機能を向上させ、非代替性トークン(NFT)とファントークンを作成し、分散型金融(DeFi)アプリケーションとプレイ・トゥ・アーン(P2E)ゲームを構築させる。
2018年に設立されたチリ――ズは、スポーツエンゲージメント分野でのデジタル資産としての地位を確立させており、ネイティブトークンであるCHZは、スポーツファン向けプラットフォームSocios.comのネイティブトークンとして機能している。
このチェーンは、プルーフ・オブ・ステーク・オーソリティというモデルによる検証メカニズムを持つ。チリーズの最高戦略責任者であるマックス・ラビノビッチ氏は、「エコシステムが成長するにつれて、バリデーターの数は時間とともに増加するだろう」と述べている。
「バリデーターの承認は、バリデーターを承認するための投票を経る必要がある。投票権は、各バリデーターによって保有されているCHZの量によって異なる」という。
テストネットは6つのフェーズを通じて実装を進めていく。これらの各フェーズはチリ(唐辛子)の辛さに基づいており、最終的なメインネットの名前は「ハバネロ」となっている。この「ハバネロ」メインネットの立ち上げは今年第3四半期~第4四半期の間に予定されている。