Alexander Vinnik氏は、9/29(金)、ギリシャで裁判を受け始めたが、未だに4億ドルの資金洗浄への関与を否定している。
ロシアは、この元BTC-e従業員の引き渡しを求めている。

 


BTC-eの崩壊とVinnik氏の逮捕

7月、Vinnik氏は休暇中、ギリシャで逮捕された。それとほぼ同時期にBTC-eが「予定外の技術的作業」で閉鎖された。その直後、ホームページにはFBIの管轄に置かれた。

Vinnik氏は、資金洗浄、コンピュータのハッキング、麻薬密売などの罪で起訴された。誰も彼の情報を提供しないため、彼のBTC-eでの役割については未だ不確かである。法執行機関は彼がCEOであったと仮定しているため、Vinnik氏は取り調べを受けている。

Vinnik氏は無罪を主張しており、Vladimir Putin氏をデジタル技術の専門家として支援することを提案した。

 


引渡し

先週、ギリシャで始まったこの裁判は、Vinnik氏がなんの罪で起訴されるか知られていないため、実際の問題の前兆になっているようだ。ロシア人である彼は、ロシアで詐欺行為の罪で起訴されているため、帰国して裁判を受ける可能性がある。

Vinnik氏のこの要請は、今週審査されることになっている。


 

罪の否定

Vinnik氏はすべての不正行為を否定し続けている。

Vinnik氏は裁判官に、仮想通貨の等価交換をしていないと伝え、ビットコインの送金も行なっていないと主張している。容疑者は、逮捕された後、なぜ彼の逮捕と同時にシステムがダウンしたのかと裁判官に尋ねられたところ、偶然そうなった可能性があると答え、システムを動かしていたのは誰かわからないと答えた。

「ひとりでシステムを動かすことができると思いますか?」と彼は言い、容疑を否定していると言う。

※原文
BTC-e Fallguy Denies Wrongdoing as Trial Starts in Greece
https://cointelegraph.com/news/btc-e-fallguy-denies-wrongdoing-as-trial-starts-in-greece